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執筆者の写真HANAIプロダクション

かなへびコラム #3

こんばんは。かなへびです。


新型コロナウイルスの影響はまだまだ続いていますが

皆さん、如何お過ごしでしょうか?


緊急事態宣言下での自粛期間を経て、少しずつ経済活動も再開され

ウイズコロナの時代が確立しつつありますね。

しかしながら東京ではまだ100人を超える新規感染者が出ている日も多く

以前と同じ様な外出をためらう方もたくさんいらっしゃると思います。

是く言う私もこの半年はほぼ家と務め先を往復しているだけの生活です。


新しい生活様式を模索する中で

5月から始まった花井先生のオンライン手話教室に参加しています。

今回はオンラインでのレッスンを受けて感じたことをお話しさせて頂こうと思います。


強く感じたのは対応力と想像力についてです。

また自分自身の手話表現についても気づくことがありました。

対応力と想像力はオンライン、対面問わず必要なことですが

より意識してレッスンに参加することが必要に思えました。


オンラインレッスンはどんな場所からでも参加できる事が利点の1つですが

画面を通しての会話は、やはり平面的です。

それぞれの通信環境の問題もありますが、対面のレッスンに比べて奥行きを感じずらいのです。

画面の背景についての話題などでは相手になかなか伝わらないという状況もありました。

奥行きが感じずらい為、後ろという表現をしても伝わりにくいのですね。

そのような状況は想像力を使って補っていきます。


また、3人以上のレッスンでは、呼びかけがあいまいだと話している相手が不明確になります。

対面でも呼びかけは重要ですが、オンラインレッスンでは相手の名前を呼びかけることが基本です。

呼びかける相手が気が付くまで名前の表現を根気よく続けて、自分に意識を向けることから会話が始まるのですが、

声なしのレッスンですので、呼びかけへの反応に時間がかかる場合も多々ありました。こんなときは画面全体を見る視野のひろさも重要なポイントになりますね。


これらのことを意識するうちに、少しずつコミュニケーションがスムーズになっていくことを実感しました。

レッスンを重ねていく中で、自然と身についたように思います。

相手のネット環境が悪く手話が読み取れないとき、

手の位置が低く手話が見えないとき、 呼びかけても反応してもらえないとき。 様々なネット特有の事象にどのように対応していくのか? 少ない情報でも相手の話を想像する、そして確認してズレを修正していく。 このことは対面レッスン以上に意識的におこなうことが求められると思います。 少しづつですが対応力や想像力がアップしているのかな?と思っています。 また画面をとおして自分を見ることによる気づきもありました。 黄色っぽい花柄のトップスを着てレッスンに参加した事があったのですが しばらくして私の手話表現が見ずらいことに気づきました。 画面越しに会話する場合、対面の時と比べ見づらさが増すように感じます。 自分自身も画面に映っているため表現の見づらさがダイレクトに伝わってくるのです。 当たり前のことのようですが、客観的に実感したのは初めてでした。 対面レッスンとは違った視点から考えることで 手話だけでなく、日常生活の中でも全体を見て対応することを 心がけるようになったように思います。 それからちょっとだけ積極的になったかも? 自分からぐいぐいいかないと気付いてもらえないこともありますからね。 NA花井手話教室では、10月からはすべてのレッスンで対面、オンラインのどちらかを選べるようになっています。 どちらにも利点がありますのでご自身のスタイルにあったレッスンで一緒に手話のレベルアップを目指しましょう。

読んでいただいてありがとうございます!!


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