こんばんは。しのしのです。
さて今回は…またまたオンラインシンポジウムの通訳に行ってくる!というミッションでしたー。 今回は先方様より厳しい緘口令が敷かれており、当然HANAIプロダクションもそれに準じた対応を取っている為、あくまでも個人的感想文になってます。 特に現役で通訳をしている方は不快に思う人も居るかも知れない。今日はブラックverしのしのなので閲覧注意(笑) こういう考えの通訳もいるって事でー(笑) それにしても… 最近はコロナの影響から本当にオンラインを使った会議やシンポジウム、講演会などなど…依頼も続々と増えています。コロナの終息が見えない現在の状況からもまだまだこのまま増えそうな予感(泣) 特に生配信は何が起こるか分からないぶっつけ本番の1発勝負。 主催者様側も前日まで案を練り準備されていて全員が成功に向けて最善を尽くそうとしている。それは重々承知していますが。 何十ページの資料が前日の夜に届いても正直私のポンコツ頭は読むだけで精一杯(泣) そんな中でもHANAIプロダクションの西島さんは本当に通訳者が当日に動きやすいように毎回毎回尽力して下さるのでその努力をなんとか引き継ぎたい思いで必死に頂いた資料を読むのですが、肝心な所が決まっていなかったり結局当日現場に着いてから細かい内容を知るということも珍しくありせん。 そして当然寝不足です(笑) やはりここで敢えて言いたい! 声を大にして言いたい!!! 資料が「早めに」欲しいんだよぉ(笑)!!! 地元の派遣通訳の時この疑問を先輩通訳にぶつけた事が何度もあります。 どの先輩も答えは決まって 「資料があるだけマシ」 「資料なんて無くても通訳するのが腕の見せ所」 「自分の技術が足りないのよ」 と、鼻で笑われます。 確かに技術は足りないかも知れない。 でも…いやいやいや…おかしくね? その情報が欲しくて通訳を依頼してるのに資料があるだけマシって何よ? 伝わる通訳をする為に最善を尽くさないの? 腕の見せ所って発表会かなんかですか(笑)? どうせ資料貰えないから…って 諦めて交渉しないから今の悪習が延々と続いて来たんじゃないの? 確かに技術があれば伝える事は出来るかも知れない。 でもそれは依頼者様にその方面に関する深い知識がある場合だと思う。 それはつまり相手の知識と読取能力に助けられて成立することじゃない? それって自分の腕前はあまり関係なくない? 後で配られた資料読めば済む事じゃん。 通訳者もただの人間で専門分野全てに詳しい訳じゃない。 (そういうスーパー通訳もいるのかも知れないけど私は会った事がない(笑)) 色んな分野に詳しいに越した事はないし、もちろん依頼が来た際に事前に調べたりはする。 けれどやっぱり焼け石に水程度の薄ーい知識しか持っていけない。 しかもその必死に調べた薄ーい知識が当日役に立つかどうかも分からない。 その必死に準備した薄ーい知識より例えたった1枚でも事前の詳しい資料でしょ。そうする事でもっと深く調べたり準備したり伝わりやすい表現を考える時間も出来てより伝わる通訳を目指す事が出来るんじゃないのー? 早めに資料を提出してくれる企業や団体が増える事で本当に情報が欲しい聞こえない人に少しでも分かりやすく伝わる通訳を無駄なく目指す事が出来るし 企業や団体にとっても真に伝えたい事を伝えれば顧客を得るチャンスも増える。 効率的だしお互いwin-winなのになぁ。 通訳依頼の際は早めに資料を提供する。 これが当たり前になったら通訳も依頼者も現場でのストレスも軽減されるし良いことづくめなのにな。 あ、「資料がなかったから内容が掴めなくて上手く通訳出来なかった」って言い訳が通用しなくなるけどね(笑) でもその時こそが本当の腕の見せ所ですよね。
読んでいただいてありがとうございます!!
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手話通訳業界の事情はあまり良くわかりませんが、いきなり楽譜を渡されて「はい、これ弾いて?」という感じに似ているかも。
実際、演奏の分野にはそういった仕事やニーズがあるにはあります。でも僕はそれがとても苦手です。
その作品を誰がどんな想いで創作したか、彼は何を伝えようとしているのか‥スコアはもちろん熟読しますが、その先にある人の生きざま、歴史や文化が理解できて初めて時空を超え、聴衆に音楽を届けられると思うからです。
そのために入念な下調べを欠かすことはできません。
花井先生の手話教室に通い始めて、僭越だけれども手話も音楽と似ているなぁと思う今日この頃です。
長文で失礼しました!