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執筆者の写真HANAIプロダクション

しのしのコラム #2

こんにちはー。しのしのです。


HANAIプロダクション派遣通訳としての

私のデビュー戦はなんと…

「鶴見総合高校のコミュニケーション授業で講師をして来る!」というムチャ振りミッションでした(笑)

もちろん不安もありましたが、それ以上に「やったことない!面白そう!」と思い依頼をお引き受けしました。


全てが初めての事で右往左往しながら資料を集め準備をしました。

前日の夜は緊張で眠れず…なんて事もなく普通に寝てました(笑)


当日はまず自己紹介をして空書きで生徒さんの出欠を確認しました。

それから数字で目を慣らして貰い、前半は声無し、後半は声付きで進めるという流れを説明して授業スタート。


前半は都道府県ビンゴ(手作りです(笑))!

9マスのマス目に全員が都道府県を書き終わったのを確認したら

私がランダムで都道府県名の書いてある紙を一枚引いて漢字で空書きをします。

1回で読み取ってくれる生徒さんもいれば、「???」となっている生徒さんもいます。

反応を見ながらもう1度漢字で書いたり、平仮名で書いたり大きく書いたり…

四苦八苦しなからなんとか前半を終えました。

一切声も無く50分もの間ずっと集中するのは生徒さんも大変だったと思います。

お付き合い頂き感謝です。


後半は声付きで都道府県の表現方法を語源を踏まえて説明しながら一緒に表現練習をしました。

やはり私もそうですが語源と手話表現がセットだと覚えやすいようです。

次に花井先生からのお題の「通訳の課題」と、私が思う「コミュニケーションと手話」について実体験をお話しさせて頂きました。


制度を含めた手話通訳の現状や手話に触れて私の世界が一変したこと

コミュニケーションとはどういう物か

私なりに思うことをお話しさせて頂きました。


私は常々職業としての手話通訳なんて無くなれば良いと思っているのでいつどこへ行っても自由に手話で、話せる事こそが真の平等であり、ろう者が安心して生活出来る社会ではないかと思っているという事、

その為にはこうして学校の授業などで手話に触れ、楽しんで興味を持ってくれる人を増やす事はとても重要で大切であること

そして理由はどうあれこう選択授業の中から手話を選んでくれた生徒の皆さんに感謝している事を伝えました。


帰り道で拙い私の講義を振り返り

もう少し工夫出来たな…あの時はこうすれば良かったな…

等々反省は尽きませんでしたが

このような貴重な経験をさせて頂いた鶴見総合高校の先生方や生徒の皆さん

そして私に講義を任せてくれ

「大丈夫!挑戦することが大事なんだ」と私の不安を払拭して送り出してくれた花井先生、ずっと支えてくれた西島さん、沢山の方に感謝した1日でした。

読んでいただいてありがとうございます!!


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