こんばんは、スタッフの西島です。
今日は鶴見総合高校のコミュニケーションの授業でした。
今年の生徒さんは14名。
まず名簿を見て、花井先生がひらがなで名字を空書していきます。
端から順に呼ぶわけではないので、いつ自分が呼ばれるか?そもそも自分の名前が呼ばれて、手を挙げる…という一連の説明も通訳していませんので、みんながどこまで理解してくれているか…。そんな心配をよそに、1〜2回の空書でみんな手を挙げます。
空間認識能力や対応する力がありますね。 間違えても良いんです。相手を見て、周りを見て「状況を読む、考える」事をしていきましょう。そんなこと当たり前の様に感じるかもしれません。ですが、社会に出るとこれが結構苦手な人がいるんです。 次は都道府県です。
「最後にテストをするからね」元々、真剣に聞いてくれていましたが「テスト」の言葉に集中力が高まります。
生徒さんが空書で47都道府県を出していきます。25を過ぎたところで「栃木…は出たし、鹿児島は出たし」と躓きます。 花井先生が「じゃあ、身振り手振りで表現するから、当ててみて」と、何かをこねてから足で踏み、箸でスルスルと食べます。直ぐに「(うどんだから)香川!」と正解です。
躓いたら方法を変えるタイミングが絶妙です。テンポよく、飽きることなく進めることで、 初めて経験する「声に頼らない世界」に惹き込まれていきます。
今日は時間が足りずに30個の都道府県でテスト開始です。 3人づつ花井先生の前に立ち、 花井先生が表す手話での都道府県を、わかったら挙手します。 2問正解でクリアとなり、席に戻れます。
「テスト」と聞くと苦手意識がありますが、みんな楽しそうに参加しています。「最後の一人で恥をかく」様な状況にはしません。楽しく学んでいきましょうね。 最後に質問をしていきます。 「沖縄と北海道、どっちが好き?」 ちょうど半分づつに分かれました。 この授業で学ぶのは、手話やろうとのコミュニケーションだけではありません。相手と向き合う事や、相手の気持ちを汲み取ることなど人対人の本質を学べます。
もちろんNA花井盛彦手話教室でのレッスンも同じです! 次回もよろしくお願いします。
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