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NA花井盛彦手話教室(4月26日)


こんにちは。アシスタントの大井です。

今日の初級クラスでは、身振り・CL法・手話の違いについて勉強しました。身振りとは身体全体を使い、動作をジェスチャーで表したものですよね。一方、CL法とは物の形や動きを手で写し取って表現するものです。主に胸の位置くらいで表現できるものです。今日は家の中にある物を、身振り・CL・手話を使って表現してみました。例えば時計、デジタルとアナログとありますよね。もちろん、手話にも「デジタル」と「アナログ」という単語があります。でも、「この時計“アナログ”なんだ。」と手話の単語で表したら、はい?って顔されちゃうと思います。時計のアナログは時計の針が動くさまを表し、デジタルの場合は文字盤に数字が表れるさまを表します。身振り・CL・手話、この全てを使えると本当に分かりやすい手話表現ができるようになります。


コミュニケーションクラスでは、CLをテーマに2人1組になってフリートークをしてもらいました。CLがテーマなだけに、本当に難しく皆さん頭を悩ませていらっしゃいました。例えば、本読むの好き?という質問でも、CLですから、普通に「本好き?」と手話で聞いてはいけません。本を手にとって読む様、もちろんその際、その本は縦書きなのか横書きなのか、行間などをCLで表します。そして、会話ですから、一方が勝手に話すわけではありません。聞き手、話し手の双方が協力をし、会話を作り上げていきます。質問したら終わり、話し手が答えるのをじーっと待っていてはいけませんよね。それでは普通の会話は成り立ちません。話し手の意図が分からないのであれば、それを聞き出す工夫も必要です。お互いに会話を作り上げるためにどう聞くか、どう答えるか、双方がお互いの目線で物を考え協力する姿勢がとても大切になってきます。皆さん、普段の会話ではきっと何気なくされているのでしょうが、手話だとなかなかそうはいかないようで、苦戦されていました。


入門クラスでは、二択質問です。海と山、どっちが好き?もちろん理由も添えて答えてみます。次に、髪型。初恋の人の髪型がどんなだったか。センター分け、オールバック、五分刈り、ツーブロック、さまざまな髪型がありますよね。皆さん思い出しながら一生懸命答えてくださっていました。そして、そのあとには動物を勉強しました。まず、皆さんにどんな動物がいるか考えて表します。まずは手話ではなく、どんな感じか動きやイメージを伝えていきます。クラスみんなに伝わるまで一生懸命頑張ってもらいます。それぞれがイメージを膨らませ一生懸命に表現、読みとりを頑張りました。例えばサルであれば、バナナを食べていたり、ノミ取りをするしぐさをしてみます。そうすると、単語を知らなくてもすぐ伝わるんですよね。

そしてクラスが終わった後は教室でお酒やお菓子を買い込んで軽く飲み会です。お酒好きが集まっていて、楽しく盛り上がりました。お酒が入っているので、授業中とはまた違った感じで楽しく手話での会話ができました。皆さんの色々な話が聞けてとても楽しかったです。

皆さん、お疲れ様でした。


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