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執筆者の写真HANAIプロダクション

NA花井盛彦手話教室(5月10日)


こんにちは。アシスタントの大井です。

今日の初級クラスではビデオ撮影をして自分の手話を確認しました。自分の手話を撮影して確認してみることはとても大事ですよね。鏡を見ながら確認するのとはやはり違い、きちんと自分の癖などにも気付けます。今日は山登りの様子やその風景などCLを使って表現しました。皆さんビデオ撮影に緊張されていましたが、一生懸命頑張ってらっしゃいました。位置のズレ(川辺に生えているはずの草が、川の中に生えていてしまったり、川に沿っているはずが、角度が全然違っていたり)や、体の揺れ、手首の固さ、口話などなど各自それぞれの修正点を確認しました。あと、日本人はやはり表情をつけるということ自体難しいんでしょうね、皆さん自分ではもっと表情をつけていると思っていた・・・とおっしゃっていました。CLで表す際に空間を自分でコントロールすることが大切になってきます。前後左右大幅に場所を取ってしまうのではなく、目の位置、表情や間などで距離感を作り、自分の前の空間を適度に使い表現していけるよう、これからも一緒に切磋琢磨して頑張ってくださいね。


コミュニケーションクラスでは、色んなロゴやマークの話をしました。街で色々と目にしているものですが、CLで表されてもなかなか分からないものなんですね。色や形、線の太さなど目にしているし、言われると分かるけど、自分で表現するとなるとなかなか出てこないものみたいです。そして、ここではその名前が分かっても指文字などで答えることはしません。もちろんそれも表現力アップのためです。その会社やお店がどんな雰囲気でどういうところにあるのか、イメージを伝えていきます。車、ファストフード店、ファミレスや銀行、色々なものが出ましたが、皆さん分からないままのものもありました。分からないからと言ってクラスの最後に答えを教えるということはしません。どういうところにその店舗があるか、どういうイメージなのか既に話し合ってあるので、あとは街を歩き「あ、あの時のあれは、このお店のことを言っていたんだ!」と気付いてください。それでもダメなら来週また色々と聞いてみてくださいね(´∀`)


入門クラスでは、曜日を覚えました。月曜日~日曜日。なかなかすぐ出てこなかったりするので、いつもの数字ゲームの要領で覚えていきます。さらには脳トレのために数字も合わせて一緒にゲームをしてみました。曜日も数字も両方覚えながらやっていくのはなかなか難しいですよね、皆さん、あれ何だったっけ?と困惑しながらも頑張ってらっしゃいました。そして、それぞれの曜日を表す文字からイメージを話し合います。月曜なら月、月と言えば狼男や、ウサギ、色々な意見が出ました。常にイメージをするトレーニングをしていれば、たとえその言葉が分からなくても相手に伝えることができます。最初のうちから慣れてどんどんイメージを膨らませるよう頑張ってくださいね。その後、気になる日本語の単語表現を話し合いました。たとえば「あがる」。緊張してあがるのか、花火が上がるのか、成績が上がるのか、お風呂からあがるのか。同じ「あがる」でもそれぞれ全く意味が違います。ここではみなさんに日本語を考えず、とにかく目でみてイメージをするよう頑張ってもらっています。既に体に染みついてる言語ですし、いきなり日本語を頭から捨てろと言われてもなかなか難しいとは思いますが、それこそが日本手話上達のコツです。これからもみんなで一緒に頑張っていきましょう。

皆さん、お疲れ様でした。


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