先日、生徒さんが今年手話通訳士の試験を受けるという話をされました。今まで長く手話を勉強してきて力試しを兼ねて、試験への意欲が湧いたんだそうです。
その他、ここに通ってる生徒さんでも通訳を目指してる方が沢山いらっしゃいます。皆さん、ろう者とちゃんと通じる手話を学びたくてこの教室に通ってくださっています。 私はあまり手話通訳の方に会ったことがないのですが、話を聞く限り驚きしか出てきません。通訳として派遣されているのに、実際通訳を必要としているろう者と通じなくても気にもとめなかったり、仕方ないと思っていたり、伝えるべき情報を大幅に削ってしまったり、更には自分が使っている手話こそが正しいのだと信じていたり……(もちろん自分の実力を信じることも大切だとは思いますが…)。私は詳しいことは分からないので、もしかしたら何らかのルールや決まりがあるのかもしれません。責められるべきは通訳の方達ではなく、その制度や規定を作っている組織なのかもしれません。
それにしたって、ヒドイ話だと思います。以前アシスタントの高宮さんがあげたブログにあった病院通訳の話もしかりです。もちろん、あの話に出てくるろう者と通訳の方の関係性も分からないので何とも言えませんが、色々と医師からの説明があったにも関わらず、通訳の方は「大丈夫」とだけ伝えたって……。 これ他の英語やフランス語なんかの通訳がやったら、クビですやん!即訴えられますやん!って話ですよね。何なんでしょうこの違い…。言語差別かって話です。何だかとってもモヤモヤしてしまいます。 ろう者と通じる手話を勉強したい!そしてゆくゆくは通訳を目指す!と頑張っている生徒さん達に会い元気をもらおうと思います。 頑張れ手話!英語に負けるな!(因みに、世界の英語人口って17.5億いるみたいですけどね・・・笑)