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執筆者の写真HANAIプロダクション

NA花井盛彦手話教室(5月24日)


こんにちは。アシスタントの大井です。

今日の初級クラスでは、「難しい」という表現を使って皆さんに流れを考えてもらいます。一言で「難しい」といっても、日本語の「難しい」と手話の「難しい」とでは使い方が違う場合が多々あります。ですから、この教室では必ず生徒の皆さんにこれはどういう時に使うのか、自分で流れを考えていってもらいます。もちろん間違ってもいいんです。沢山間違えてください。そして、この場合は違うのか~と分かって理解していってもらえればと思います。

例えば・・・

・ダイエットは難しい 

(この場合は、難しいという表現ではなく、頑張ってダイエットをしてもなかなか痩せないという表現をします)

・地図を見ながら目的地にたどり着くのが難しい

(地図を見て混乱する)

・人の気持ちは難しい

(人とコミュニケーションがズレてしまい、気持ちが分からない)

もちろん手話表現は絶対にこれ!というように1つしか表現がない訳ではありません。より伝わりやすく、より分かりやすく、常に工夫していくことが大切です。


コミュニケーションクラスでは、自慢話をしました。日本人にはとても苦手なことですよね(笑)もちろん、小さい頃の自慢でも大丈夫です。受付のみかんちゃんは小学生の頃ドッチボールが得意で(というか逃げるのが・・・(笑))みんながボールを当てられ外に出ていく中、1人最後まで勝ち残ったそうです!あとは、花井先生の学生時代の友人の面白い自慢話などもありました。みんな目が点になったり、吹き出したり・・・とっても楽しかったですね(笑)

入門クラスでは、そろそろ電車の冷房も強くなってくるころなので、夏の電車の冷房が大丈夫なのか寒いのか聞いていきます。この時、「大丈夫」ではなく手話では「平気」という表現を使います。意外と半分くらいの生徒さんが平気と答えていました。そして、この平気と少し似た表現で「素晴らしい」という手話表現も覚えます。もちろん、素晴らしいという意味だけじゃなく、他にも色んな意味があります・・・。日本語と手話は異なる言語なので、全く同じという事はあり得ません。こういう場合はこの表現を使うけど、この場合は違うな・・・というズレが必ずあるものです。そのためにも、生徒さんにはどういうものには、この表現を使うと思うか考えて表現してもらいます。オシャレだったりカワイイだったり、この流れで色んな表現も一緒に覚えていきます。生徒さんのスマホカバーを見ながら、これはオシャレだね、こっちはカワイイね。これは、ん~・・・・(笑)などなど、楽しくこういう物や場合には、この表現をするというようにイメージをして身につけていってもらいます。

その他にも、今日は色んな表現が出てきました。覚えて、忘れて・・を繰り返してどんどん身につけていってくださいね(笑)

皆さん、お疲れ様でした。


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