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NA花井盛彦手話教室(6月2日)


こんにちは。アシスタントの大井です。

今日の入門クラスでは本を読むのが好きかどうかという話でした。まず、マンガか活字本のどちらが好きかというところから話が始まったのですが、マンガを全てコメディー系としてしまい、その他、活字本を恋愛や戦争もの・・・と区別してしまっては、語弊がありますよね。マンガにだって色々なジャンルがありますから、説明の仕方もやはりイメージで伝えていくことが大切です。例えば、辞書の説明をするのであれば、まず分厚い本をケースから取り出し、1ページに縦3列ぐらいに仕切られ、小さい文字がびっしり書かれている様子を表します。そして、活字本であれば、しおりが挟んであったり、通勤電車で読んでいる様子などを表します。もちろん、この表現が正解という訳ではありません。常に第三者目線に立ち、どうやったらみんなに伝わりやすい表現になるかそういうことを考えて表すことが大事なんですね。そして、何よりも大切なのは相手に伝わっているのか確認するということです。相手にきちんと確認せず話を進め、最後までいった時点で結局伝わってなかったらまた最初から説明のし直しになってしまいます。それでは、説明する側もされる側もうんざりしてしまいますよね。こまめにちゃんと相手が理解しているのかいないのか、お互いのイメージが同じものなのか確認していきます。聞いてる側も、相手が言っていることが分かっているのか、分からないのか、そして何が分からないのか伝えていく事が大切です。コミュニケーションは互いに努力してこそ成立していきます。一緒に頑張って会話を作り上げていきましょう。


ステップアップクラスでは、最近のニュースの話をしました。以下の手話「ピ」「ポ」「オーバー」この3つを使って表現してもらいます。


最近話題の、加計学園問題や、天皇陛下の退位に向けた特例法案可決、新宿で開催されているパクチーフェスなどの話になりました。課題としては、単語にこだわらず、CLやロールプレイを入れ分かりやすいように工夫した上で、短くまとめて話を伝えるということでした。話を短くまとめることで、相手に必要な情報がきちんと伝わりやすくなるんですね。もちろん短ければいいという訳ではありません。大切なのはいかに相手に伝わりやすく表現するかということです。そして、相手に興味を持ってもらえる話し方ができればベターですよね。これはただひたすらに日々のトレーニングです。みんなで一緒に頑張っていきましょう。

皆さん、お疲れ様でした。


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