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NA花井盛彦手話教室(7月18日)


こんにちは、アシスタントの高宮です。 本日のステップアップクラスでは、地域の講習会ではあまり取り上げないような、ろう的な表現を中心にレッスンしました。 例えば、【頭】+【壊れる】という表現。 ・このエアコン古くて、風量が強か弱しか選べないんだよ。おかしいだろ!(笑) ・一方通行の道路を逆走している車がいたの。変よね〜〜。 このような文脈で使えます。 友達同士の気さくなやり取りでも、シリアスな場面でも使えるようです。 ・私の友達で、辛いのがめっちゃ好きな人がいるの。変わってるわ〜。 ↑花井講師によると、辛いものが好きだというのはそこまで珍しくないので、【頭】+【壊れる】の表現はオーバーじゃないかな?ということでした。 また、レッスン中にある生徒さんが講師に対してとても熱心に質問していて、その様子を見た別の生徒さんから、「すごく粘って質問してるね。この時の粘るという様子は、ネバネバしている感じで表せばいいのかな? 」という問いかけがありました。 こういう質問が出ること自体、このクラスがレベルアップしてきた証だな〜と思います。 手話初心者の頃は、何の疑問も持たずにネバネバベタベタした様子で「粘り」を表すでしょうし、ひょっとしたら指文字でネ・バ・ネ・バとやるかもしれません。 「あれ、それでいいのかな。これじゃちょっとセンス無いよね…」と自発的に気付くところから学習が深まりますし、「じゃあ、どうやって表したらいいかねー」と生徒同士でアイデア出し合うと、とても楽しいですよ(=´∀`)人(´∀`=) さて、皆さんだったら、どうやってこの状況を表現します? 実際に何かがベタベタしてるわけじゃないですよね。 花井講師が(冗談半分で)生徒さんの質問を軽くいなしているけど、めげずに何度も尋ねる様子。 花井講師は片方の指を逃げる自分、もう片方の指で追う生徒さんを表してました。 サササーっと逃げる左の指。 その後を右の指が追いかけてピタっ! 逃げて、追いついて…の繰り返し。 こういう時にもCLって使えるんですよね。 手話の醍醐味だと思います。 私はよく花井講師から「君は単語に捉われすぎだよ〜」と言われるのですが、このアドバイスは「日本語に引っ張られてるよ」というだけでなく、「手話単語に頼りすぎだよ」ということも言っているのですよね(…という事に最近やっと思い至りました💦) もっと魅力的な手話表現が自発的に出来るよう、精進せねば(๑•̀ㅂ•́)و✧


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