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  • 執筆者の写真HANAIプロダクション

NA花井盛彦手話教室(7月21日)


こんにちは。アシスタントの大井です。

今日のステップアップクラスでは動画を見て翻訳です。

まずはHANAIプロダクションのユーチューブから、まだアップしていない動画を翻訳します。

読みとりながらメモ書きし、それを手話に直し自分の翻訳を伝えます。

情報量、内容はもちろんのこと、ちゃんと場の雰囲気を伝えられているかということも大切ですよね。

冗談を言い合っているのに、真面目な雰囲気の言葉に訳してしまっては空気感が壊れてしまいます。

そして、自分が翻訳したものを手話で表す際にも表現の仕方に注意です。

きちんと伝えなくてはただの独り言を話しているように見えてしまいます。

そうではなく、複数人が話している場面を読みとったのなら、ロールシフトを使い会話を表現し分けていきます。

そしてロールシフトをする際にも体を左右に振らず、目線、表情、間などを使って表現し分けていくことが大切ですね。


そして2本目はずいぶん前にアップした手話ワールド#1の翻訳です。

ここではイメージや想像の世界が広がっていきます。

話の中で、折角覚えて頭に詰め込んだ内容も突風が吹いてしまい頭からバラバラと飛び去ってしまうのですが、この風というのは時間の経過や気の緩みを表しています。

手話ではこういった隠喩はよく使われます。

健聴者はそれって本当の話なの?冗談なの?と混同したりするらしいですが、こういう表現も含めて手話の文法なんですね。

想像やイメージを広げていき何を表現しているのか分かると、本当に言いえて妙というか、なんて魅力的な表現をする言語なんだろうって改めて思います。

手話ってどこまでも奥が深くて、面白くて、すごく難しいけど楽しい言語ですよね。

皆さん、今日もお疲れ様でした。


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