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  • 執筆者の写真HANAIプロダクション

NA花井盛彦手話教室(8月7日)


こんにちは。アシスタントの大井です。

今日の初級クラスでは分からない単語を相手にどう伝えるかのトレーニングです。

フリートークでの会話の中であるお野菜の単語が出てきました。

他の生徒さんは皆さんその単語を見たことがなく何のことだから分からずにいたので、分かる生徒さんが説明をしていきます。

葉っぱはすごく大きくて、とん汁に入っていたり、こんな感じで包丁で剥くとネバネバしていて・・・と説明をしていきますが、他の生徒さんには伝わりませんでした。

説明していく中で、同じことをずっと繰り返したからと言って伝わるものではありません。

繰り返さず工夫をしていかないといけないんですね。

そして、野菜の表現の中でも大根、人参がありますがそれぞれ赤と白、色が違いますよね。

色の違いだけで形は同じように表してしまう方もいらっしゃいますが、それぞれ色だけでなく形も大きさも違います。

CL表現ではその物の形をそのまま表現することが大切です。ぜひそこも気をつけて表現してみてください。


その後、話の流れの中で出てきた「お見合い」という単語が1人の生徒さんが分からなかったので、他の生徒さんで説明をしていきました。

手話がまだそんなに分からない相手にひたすら手話で説明してもなかなか伝わるものでもありませし、今日はトレーニングも兼ねてできる限り身振りとCLで伝えていきます。

大事なこととしては、進め方と表現力です。話がつながっているのか、別の話をしているのかあいまいになってしまっては伝わりづらくなってしまいます。

更に話を色々盛り込みすぎずにシンプルに勧めていくことも大切です。

そして相手が「分かった」と言っても実は勘違いしてしまっていることもあるので、必ず確認が必要です。

できれば、分かったと言った側がこういうことでしょ?と質問してくれればいいのですが、そうはいかず黙ってしまった場合どうしたらいいんでしょう。

今回は、皆さんまたお見合いの説明をし直してみたのですが、折角分かっていたはずの生徒さんがまた説明をされたことで、迷走してしまいました・・・。

最後の確認はシンプルにな質問をしてみるのも1つの手ですよね。

花井先生は、最後の確認の質問として恋愛結婚とお見合い結婚どっちがいい?という聞き方をしていました(もちろんCLと身振りで)。

そうすることで、さっき説明してたのも、そうだよね。

お見合いでいいんだよね。と確認することができます。

でも、一番大切なのはどちらかが一方的に説明をするのではなく、とにかくコミュニケーションを取り質問をして話し合うことです。

そうすることで話が進み、お互いのイメージを近づけていくことができます。やはりそれが基本なんですね。

お見合いについて私もどう説明したらいいのか分からず後ろで頭を悩ませながら見ていました・・・(苦笑)

皆さん、お疲れ様でした。


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