こんにちは、アシスタントの大井です。
今日の初級クラスでは、数字の5(指文字の「あ」)を使った手話表現を考えてもらいました。
足りない/貧乏/金欠/スランプ/我慢/尊敬/試験/インド・・・などなど、色々な手話が出てきました。

そして、これらの手話を使って流れを作っていきます。
「女性は水分が不足すると肌が乾燥しちゃう。たっぷりと水分補給すると肌もツルンツルンになるね。」
「高校の頃、短距離は良かったけど、長距離はダメだった。持久力が足りなかったんだよね。」
「遊びすぎて試験に落ちた・・・。勉強が足りなかった・・・。」
「いつも強いチームがスランプに・・・、今は我慢の時期。」
「図書館でみんな静かに本を読んだり勉強している中で、うるさく話すカップルが・・・。文句を言いたいけど我慢。」
「私の上司は部下にうまく指示を出し、フォローもバッチリ。尊敬してる。」
表現をする際には、もちろんそれぞれの位置関係も考えて表現をしていきます。
例えば上司がどこにいて、部下がどのように、どれだけいるのか。
きちんと空間を使い分けていくことが大事です。

それぞれに当てはまる(意味の近い?)日本語を書いていますが、「あ、あの手話ってそういう意味だったのか」と思ってそれだけを覚えてしまわないでくださいね。
話の流れ、表情によって、もちろん意味も変わってきます。
「我慢」の手話で「我慢強い」と表したときに、流れによってはメンタルが強いという意味にもなってきます。
手話の単語の意味だけを覚えるのではなく、流れ・表情・動きなどを見てイメージを捉えていってください。

今回、流れを考えるのに皆さんとても苦戦されていました。
花井先生からはぜんぜん足りないよ、もっと手を挙げて表現して!と(笑)
5分間で100コぐらい例題を挙げられたら合格だな。って言われていました・・・(笑)
皆さん、えー!あり得ないし、そんなのムリだし!っておっしゃっていましたが、気持ちの問題だそうですよ。
5分しかないのか、5分もあるのか。100コもあるのか、たったの100コか。考え方次第ですね・・・ホントか?(苦笑)

みなさん、お疲れ様でした。