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  • 執筆者の写真HANAIプロダクション

NA花井盛彦手話教室(10月25日)


こんにちは、アシスタントの大井です。

今日の入門クラスは数字から勉強していきます。前回100まで勉強しているので、今日は1,000までいきます。

数字は基本的なものですが、全ての指を使うのでなかなか大変ですよね。

利き手だけではなく、両手でできるように練習していきました。


その後は、1→10まで右手は奇数、左手は偶数で順番に表していきます。次は逆の10→1でやっていきます。

そして、今度は1→20まで片手2つずつ進んでいきます。次は逆の20→1の順番でやっていきます。

ポイントとしては、慌てず数字をキレイに表す。そして、左右の手を一緒に出さないということです。

右手の1が残ったまま左手で2を出したりせずに、右手を下ろしてから左手を出すんですね。


手話でもそうですが、不要な手を残したままにしていると、そっちに目がいってしまい分かりづらく、表現が微妙になってしまうことがあるんです。

きちんと両方の手に気を配れるよう頑張ってみてください。

普段物を書いたり、スマホを使ったりで色々と手を使うことも多いと思いますが、なかなか中指・薬指・小指を使わない機会が多いと思いますが、数字や手話では全ての指を使っていきますので、脳の活性化に繋がるそうですよ。

買い物中に見かけた値札や、通勤中の電車の中、お風呂の中などで、ぜひいっぱい練習してみてくださいね。

その後は、日付の練習をしてみます。

日付を表すポイントとしては、斜めにズレたりせずまっすぐに月と日にちを出すことです。


今日を基準に明日・明後日・来週、昨日・一昨日・先週など。

今日が何日か分かれば、この手話は明日だよ、昨日だよと日本語で説明しなくても、日付を伝えれば、あぁ明日って意味なんだなと想像することができますよね。


日本語を書いて教えてしまえば、分かりやすくすぐ理解できます。なので、その方が早く分かっていいんじゃないの?と思ってしまうかもしれませんが、イメージしたり想像する力が全くつかないんですよね。

そうすると、実際にろう者と会ってもなかなか通じないということが起きてしまいます。

この教室では、日本語は伝えず皆さんにイメージして意味合いを掴み取ってもらいます。なので、その日は分からないまま終わるということもあったりします。でも、教えるということはせず、可能な限り生徒さんに自分に気付いてもらうようにしています。もちろん気付くのは明日かもしれないし来週かもしれないしと、すぐではないこともあります。それでも、自分で見てイメージ・想像をして気付くという力をつけていくことが手話の上達への近道になるんですね。

授業の後半戦では、イメージトレーニングです。

色々な形などを空書していき、皆さんに同じように空書してもらいます。


同じようにやっているつもりでも、あれれ?となってしまったり、きちんと読み取れていなかったり。

同じように描いているつもりでも、下記のようなズレがたくさんありました(笑)

最初は難しいと思いますが、頑張って慣れていってくださいね。


皆さん、お疲れ様でした。

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