HANAIプロダクション
NA花井盛彦手話教室(10月26日)
こんにちは、アシスタントの大井です。
今日の初級クラスでは「ピ」と「ポ」の手話表現です。

どういう場合が「ピ」でどういう場合が「ポ」なのか。
それぞれ、効果のある使い方があるので色々と表してみます。
日本語にしたら何なのか。そんなのはもちろん考えずに、流れ・動き・表情を見ながら、こういう時にはこっちを使うのかな?といったように考えてもらいます。
2階か3階の部屋でテレビを見ていたら、窓に通り過ぎる人影が・・・??
この場合、「ピ」なのか「ポ」なのか。生徒さんに聞いてみます。
皆さん、正解!この場合「ポ」ですね。
「ピ」と使うとすれば・・・
2階か3階の部屋でテレビを見ていたら、窓に通り過ぎる人影が・・(ポ)
窓を開けて確認してみるけど、何もない・・・(ピ)
といった具合に使うことができます。

その他では、
コンビにでお弁当を買って食べていると・・ん??何か口の中に・・(ピ)
え?何?何か入ってる!・・と口の中から髪の毛を取り出す(ポ)
その後その髪の毛が、まるで手品の口の中から旗が出てくるみたいに、これでもか!というほど出てきて、すごい塊になり、なんだか地球にたんこぶができたようにまでなっていき・・・と花井ワールド満載なCLへ(笑)
それから、生徒さんの理解度具合を、それぞれ「ピ」で表してみます。
「ピ」の表し方も表情や動きなどで本当に色々!
生徒さんそれぞれの様子を表していて、まさに言いえて妙でした(笑)

後半は、CLの表現です。
生徒の皆さん1人ずつ先生になってもらいます。
他の生徒さんにCLを表してもらい、それについて修正すべき点を指摘しながらどう表すか教えていきます。
皆さん、どう直していいか分からないーと言いながらも一生懸命考えていきました。

CLでも何でもそうですが、自分の経験談なのか、他の人がやっているのを見たのか、主語?登場人物?が曖昧になってしまいがちです。
そういったことにも気を配って表現するといいよというアドバイスがありました。
その他としては、全体的に手話がぐちゃぐちゃしてしまうので、1つ1つはっきりと表すことを意識するようにとのことでした。
皆さん、お疲れ様でした。