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執筆者の写真HANAIプロダクション

NA花井盛彦手話教室(11月13日)


こんにちは、アシスタントの大井です。

今日の初級クラスでは、指文字からです(笑)


皆さん、それはそれはとても退屈そうでした。中でも一番退屈そうにしていたのは私ですが・・・(笑)

このまま指文字続ける?との問いに、皆さん嫌との声が。

ですよね、ですよね。だって何のイメージも使わない指文字は、家で本を見ながらでも覚えられますよね。

何もわざわざ教室で勉強しなくても・・・ってとこですね。

それに、ろう者は指文字が苦手な方が多いそうですよ。

ろう者の脳は見たものをそのまま映像で処理するので、指文字で単語を表してもそれは単なる文字の羅列に過ぎないんですよね。

OFFICE花井盛彦のブログも併せて読んでみてください→こちら

だからこそ、本当にろう者と通じるためにはイメージが大切なんです。

ですので、今日もCLです!(笑)


指文字ではつまらなそうにしていた皆さん、今度はCLと聞いて一気に重たい空気に(笑)

CLって難しいですもんね。一朝一夕でできるものではありません。

普段から目に入るもの、生活の中でどう表そうかと意識することが大切なんですね。


難しいものからではなく、ごくごく簡単なものから始めてみてください。

・夏に、家から少し離れたところにある木にカブトムシがいっぱいとまっている

・映画館で一番後ろの席に座って観賞する

・階段の滑り止めがなくて、滑って転んでしまう

・洋服のボタンの大きさ、襟の形、UネックやVネック

・長財布、二つ折り財布

・ペットボトル、タンブラー

・卵焼き専用フライパン(プロ用、家庭用)

・十字路から少し離れたところにある家

・神社の石段(急な傾斜や幅が広くゆるい傾斜の階段など)

などなど・・・本当に色々あります。


大切なことは、まず自分が何を表そうとしているのか最初にキチンと分かりやすく設定を表すことです。

そして、高さや奥行きなど空間をちゃんと使うこと。

意識しないと高さがバラバラになってしまいがちです、でもそうするとまた違った意味になってきてしまうので、まっすぐブレずに平坦に表すよう注意してみてくださいね。


皆さん、お疲れ様でした。

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