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執筆者の写真HANAIプロダクション

NA花井盛彦手話教室(11月29日)


こんにちは、アシスタントの大井です。

今日の入門クラスでは、まず空書のトレーニングからです。

何度も言っていますが、ポイントは手首をキチンと固定してスナップをきかせないこと、そして空間全体を読み取ることです。

そして、ひらがな・カタカナ・漢字・英語のどれかだけと先入観を持ってしまわないように、色々と表していきます。

ここで大切なのは、普段目にする表記のまま表すということです。

例えば、『バス』や『TBS』。これ普段街で『ばす』とか『ティービーエス』とは書かれていないですよね。

普段見かける通りに表すことが大切なんです。


休憩時間に入ると、たまに「さっきのってなんだった?」と話し合いが始まったりします、皆さん勉強熱心(笑)

そして、「あ、さっきのはね・・・」と教え合ったりします。皆さん本当に優しいんです。

でも、でもでも教えないのが相手のためになることもあるんです。

人に何度も説明してもらって分かるよりも、たとえ時間がかかっても自分で気づく方が大切だったりもするんです。

分からなかったことを頭の片隅に入れておいて、何かを見たとき何かに触れたときに、ふと「あっ!あれって、もしかして・・・」とつながることもあるんですよね。(体験談)

そして、気づく力ってすごく大切なんです。

自分が体験したことや実際に見たものでないとなかなか想像しづらかったりすると思います。

でも、常に想像力を働かせることで、色んなことに気づけたり、人との話のズレも少なくなっていきます。

ですので、ぜひ自分ですぐ答えを聞いてしまわずに想像してみることにもトライしてみてください。


あと、空書もそうですが、リズムというものがあります。

ろうが表す自然なリズムを見て慣れるようにしてみてくださいね。

そして、休憩中はぜひ雑談をしてみてください、手話で!(笑)

手話を習ってる皆さん、きっと普段から身の回りにろうがいるっていう方は少ないと思うんです。

ですから、きっと普段は手話を使う機会も少ないんじゃないかなぁと思います。

ですので、折角の機会です。教室に来た1時間半は覚悟を決め、手話だけで会話してみてください。そうじゃないと逆に勿体無いですよ(笑)

入門の皆さんだったら、きっと手話でどう表すか分からないことだらけだと思います。それでもいいんです。身振りなどを加えながら工夫して伝えることが大切なんです。

そして、手話や身振りなどで会話をしていく方たちと、声で会話をしていく方たちでは、やっぱり後々差が出てきてしまうんです。

昔、よく言ったNOV○の駅前留学じゃないですけど、そんな感覚で教室に来た際はどっぷり手話だけに浸かってみてください♪

後半では、文具に関する手話です。


いやー、これでもかってほどありましたね!(笑)

シャーペン/ボールペン/のり/付箋/インデックス/バインダー/マーカー/マジック/領収書/ノート・・・もう挙げたらキリがないです。

でも、手話の単語だけではなくCLを使ったりして表すことで、皆さんイメージをつかめたのではないでしょうか。

さらには、本の話も。

時代小説/恋愛小説/推理小説/マンガ/辞書/旅行雑誌/女性誌/女性ファッション誌/男性誌/男性ファッション誌/地図・・・などなど。


女性の方ばかりのせいか、皆さん恋愛物がお好きなようでした。

その後も、子供の頃読んで好きだった昔話やおとぎ話の話をしました。


相手にタイトルを伝える際に、どうしたら伝わりやすいのか。健聴目線ではなく、ろう目線で考えてみてくださいね(´∀`)

皆さん、お疲れ様でした。

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