top of page
  • 執筆者の写真HANAIプロダクション

くるりコラム #1


花井講師の元で、手話を学んでいるくるりです。 先日、某講習会に参加されるという方の通訳に行ってきました。 午前中に講義があり、午後から実技という流れでした。 講義では、テキストを使っての説明の他に講師自身の経験や、その会社の成り立ち及び活動についての話、 また、実技についての具体的な説明がありました。 この方は、日本語対応手話を使われており、通訳も対応手話を希望されていました。 日本手話と違い、日本語と同じ文法なので読み取りやすく表現もしやすいはずだよ、と聞いていましたが… 話のスピードに合わせるのに必死で単語は出てこない、 いつもは声を出さないようにしている為、口型をつけるのも忘れてしまう。 話をそのまま正しく伝えることの難しさ。 身をもって感じました。 テキストと同じ内容については通訳はいらないよと言われたものの、 専門用語は表現も分からず指文字では間に合わないため、 ひたすら書きながら伝えることとなりました。 実技に入ると、見本に合わせて講師が説明するという感じだったので、 手順や注意事項、その状態等は表情やCLを交えながら表現することで、 落ち着いて伝えられたかなと思います。 今回、初めて手話通訳を経験してみて思ったこと。 当たり前のことですが話をそのまま正確に伝えなきゃいけないということ。 この当たり前のことができないと通訳の意味がないと強く感じました。 今回の依頼者さんは、以前にもこの講習を受講された経験があり、私の拙い表現でもすぐに理解されていましたが、 正確に伝えられただろうか? もっと工夫できることはなかっただろうか?と振り返っては反省の日々です。 このお話を頂いてから当日終了するまでの間は不安でいっぱいでしたが、 とても貴重な経験が出来たこと、本当に感謝しています。 また、色々なアドバイスや励ましのお言葉を頂き心強かったです。 ありがとうございました。 もっともっと手話を上達させて、正確にスムーズに言葉を伝えられるように頑張りたいと思います。


0件のコメント

最新記事

すべて表示
bottom of page