top of page
  • 執筆者の写真HANAIプロダクション

NA花井盛彦手話教室(1月24日)


こんにちは、アシスタントの大井です。

今日の入門クラスはまず数字から始めていきます。


見ていると、やはり8はなかなか大変ですよね、その他にも10の位も指を折り曲げたままにしなくてはいけないのを、思わず曲げた後に伸ばしてしまう方もいらっしゃいました。

例えば、人差し指を曲げ 『10』と表した後にその指をまた伸ばしてしまっては 『11』 になってしまうので、指は曲げたままにしておいてくださいね。


その後は空書を練習しました。

皆さん、割とスムーズに読み取れていました!

空書は大きすぎても見づらくなってしまうので、大きさに注意してください。

あと文字数が増えても同じところに書いていきます。下にズラして書いていかないようにしてくださいね。


今回平仮名1文字から始め、最後は文字数関係なく長い言葉もやってみました。

文字数が多いと何文字かも分からなくなっちゃいますよね。

しかも左右反転になってますしね

でも、繰り返しやっていけば目が慣れていくので頑張ってくださいね♪

その後は、身振りやCLを使いイメージを伝えていき、それを何か考えてもらいます。

タクシー/お弁当/ジェットコースター/観覧車/コンビニ/自転車/

ソフトクリーム/こたつ/フィギアスケート・・・

などなど色々あがりました。



皆さん、まだまだ手話は分からないので空書で答えてもらいます。

ここで1つポイントが。

文字には漢字・平仮名・カタカナ・アルファベットと色々な種類があります。

我々健聴者は情報を聴覚と視覚の両方から得ているのに対し、ろうは聴覚からの情報に頼ることはできません。

見たままの映像を情報として得ています。

ですから、空書で何かを表す際には、街中で表記されている通りに書くことが大切なんです。

例えば「バス停」「TBS」「チャレンジ」「銀行」これらは普段目にする表記方法だと思います。

それぞれ「ばすてい」「てぃーびーえす」「ちゃれんじ」「ギンコウ」という風に書いてあるのをあまり目にはしないですよね。

なので、見たものを見たままに表すことを意識してみてください。

そして、今回空書で答えてもらいましたが、空書で答えた日本語は参考までにとどめておいてくださいね。

単語1つとっても表し方で意味が色々と違ってきます。

例えば「スキー」という言葉1つでも滑り方もさまざまです。


もちろん、それぞれスポーツとしてはスキーですが、どう滑ってるかを日本語にしたらそれぞれ全然違うものになると思います。

そして、それをわざわざ別の単語をくっつけて表すこともありますよね。

例えば、スピーディーに滑降していたら、“早い/スキー”と表したり。

でも、自然な日本手話ではそういう表現はしません。表情や動きを加えることでその様子を表します。

ですので、単語をただ覚えてしまうのではなく、動きや表情、表し方で色々な意味が出てくるんだということを念頭にいれ、全体のイメージをつかむようにしてくださいね。


皆さん、お疲れ様でした。

0件のコメント

最新記事

すべて表示
bottom of page