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執筆者の写真HANAIプロダクション

NA花井盛彦手話教室(2月1日)


こんにちは、アシスタントの大井です。

今日の初級クラスでは、「珍しい」という手話を使って流れを作っていきます。


この手話も手の動かし方で度合いが色々と違ってきます。

タピオカのホットドリンクや3輪の自動車、面白い自撮り写真をSNSをアップするおばあちゃま等々

もちろん皆さん相手に伝わりやすいようにCLを使って表しているのですが、CLと言っても2D、3Dとありますよね。

例えば形を表す際には2DのCLはとても有効なのですが、前輪が1つ後輪が2つの車を表すには2Dよりもやはり3Dの方が伝わりやすいですよね。


どうしたらより相手に伝わりやすい表現になるのか工夫して考えてみてくださいね。

休憩後は野菜をCLで表していきます。

それぞれ形や色、断面図、などなど色々と表していき、当ててもらいます。

きゅうり/ブロッコリー/カリフラワー/パセリ/ナス/大根/プチトマト/とうもろこし/かいわれ大根 などの野菜があがりました。


それぞれ伝わりやすい表現ってありますよね。きゅうりなら、まず弓なりのあの形や色、イボイボ。その他にはお漬物や味噌きゅうりなどを表していくと分かりやすいですよね。

トマトにしても、赤くて上に緑のヘタが・・・と表現すると下手するとイチゴと間違えてしまいかねませんので、表面のツルツル感も一緒に表現しておくと間違えにくくなります。

その他にも、似た野菜は沢山あります。

例えば、キャベツ/レタス/白菜。全部同じような葉物野菜ですけど、もちろん全部別物ですよね。

レタスは葉を一枚一枚ちぎってボールに入れる様子やキャベツであれば千切りをしてみたり、白菜ならザク切りにして鍋へというように、それぞれの違いを表し分けていきました。

最後に皆さんの嫌いな野菜を聞いていったのですが、1つ誰も分からない野菜が出て来ました。

その生徒さんも昔食べたきりで、嫌いだからもう随分と長い間目にしていないので、形や色など記憶が曖昧に。

よく売られているメジャーな野菜ではない上に、記憶も曖昧で結局は分からないまま時間になり授業が終わってしまったのですが、皆さんこのままじゃ終われません。私も気になって終われません(笑)

こんな時、きっと指文字などで答えを聞いて終わってしまうことって多いと思うんですけど、誰一人として指文字で聞こうとする人はいませんでした。

とにかくもう質問の嵐です(笑)

こんな形?色は?大きさは?よく見る野菜?切ったらどんな形?袋に入った状態で売ってるやつ?どんな風に調理するの?などなど(笑)

質問をして、これかな?という野菜を思いつくと、「もしかしてこんな形で、こんな風によく料理されたりとかして、沖縄とかでよく食べられてて・・・」等と自分のイメージを伝えていきます。

それが違うとまた更に色々な想像を膨らませ他の可能性を考えていきます。

相手の伝えようとするものが分からなくても、ただ相手の発言を待っているだけではなく、色々な質問をしてみたり自分が考えているものなどを伝えて、とにかくお互いのイメージをすり合わせていく。

コミュニケーションにおいてとても大切なことですよね。

いつもクラスの中で言われていることです。

結局何の野菜なのか分からず仕舞いでしたが、大分可能性は狭まってきたと思います。

私も来週までにもっと色々と考えて、今度こそは正解をゲットしたいと思います!来週もっと質問します!なので、来週までに嫌いな野菜についてネット等で情報を得ておいてくださいね!(笑)


皆さん、お疲れ様でした。

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