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NA花井盛彦手話教室(2月19日)


こんにちは、アシスタントの大井です。

今日の初級クラスでは、オリンピックについて話していきます。

今平昌オリンピックが開催中ですよね。そこで皆さんに良かったと思うシーンや競技を聞いていきます。

フィギュア、ノルディック複合、ボブスレー、ハーフパイプ、スピードスケート、カーリング、アイスホッケー、モーグルなどなど


色々な競技が上がりました。

もちろん、CLも使いながらきちんと競技を表していきます。

フィギュアのペアでは、リフトやスロウジャンプなどCLを使い、分かりやすく説明していきます。

モーグルではまずはコースのこぶを現してから、そこを一気に滑り降りジャンプをする様子を表していきます。


そして、フィギュアスケートのショートプログラムとフリー。これ、フリーを「自由」という手話で表す人も多くいます。

でも、日本手話では「時間が長い」と表します。確かに、ショートプログラムは時間が短く、フリーはそれに比べて長い時間演技をしていくものですからね。

そしてその後は、メダルと獲った選手の話に。

もちろん名前は出しません!(笑)

顔や体の特徴などを伝えていきます。

例えば羽生選手であれば、シュッとした切れ長の目、ストレートでおろされた前髪、そしてまるで少女マンガから抜け出した主人公のようないでたち。さらには女の子のようにきれいな顔。


そして、宇野選手であればクリッとした二重にパーマ。そして身長がそんなに高くないので滑走後コーチと並ぶと同じような身長になりますよね。

そして、その他色々な選手が出てきた後、1人の選手の話が出たときに、皆さん????となってしまいました(笑)

二重で少し太めの眉、6:4ぐらいに分けた髪型、そして頬にホクロがあって・・・と説明していきますが、皆さんピンとこない様子。

分からないのであれば、分かるためにはどうするか。

もちろん質問です(笑)

相手の表現を見るだけ、説明するのを待つだけではダメですよね。

例えばどうしても何を聞いていいのか分からないのであれば、とにかく手を動かして、相手が表した髪型を真似してみるなり、してみてください。


まずは手を動かさないとコミュニケーションは成立しません。

そこで、いやいや違うよ、こんな感じ。とか、そうそう、あとは・・・などと会話が始まっていけます。

その他にも相手に合わせるということがとても大切です。

自分の概念が相手のそれと一致するとは限りません。

例えば古い顔。これ、いつをもって古いのか、どういう顔を古いと思っているのか。

そして、これ古い顔って聞いたことのない人には全く通じないですよね。

例えば、今の顔。今最も人気のある男性芸能人は竹内涼真らしいですよ。ソフバンのCMに出ていて、あごのところにホクロがあって・・・と説明すると大抵の人は分かりますよね。

そして、すごく人気だった(もちろん今でも人気ですが・・・)男性俳優と言えば、GTOの反町隆史、あとは竹野内豊・・・と具体的にどんな人か挙げていくと、どういう顔を連想していいのか分かりやすくなります。

とにかく自分から発言し、コミュニケーションをとり、相手とのズレを修正していくことが大切です。


皆さん、お疲れ様でした。

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