HANAIプロダクション
NA花井盛彦手話教室(2月26日)
こんにちは、アシスタントの大井です。
今日の初級クラスでは都道府県を勉強していきます。
分からない県名が出てきたとき、この県は・・・・と説明していきます。
そこで、「あー、はいはい。分かった!」・・・で終わってしまっては、本当に分かったかどうか分かったものではありません。
分かったつもりでいても、詳しく突き詰めると実は勘違いしていることって結構あったりしますよね。
ですので、「分かった」で終わらず、「あれが有名で、あそこにあって、あれが美味しい、あの県だよね?」・・・というような感じで必ずちゃんと確認するようにしてください。

そして、クラスみんなで勉強しているのですから、説明している人、されている人だけで話すのではなく全員参加で会話をしてみてください。
みんなで話し合うことで、もっと色んな発想が出てきて早く分かったりするものです。
そして、会話の中でのズレに気づくよう努力が必要です。
相手が何を聞いているのか、答えている時の相手の反応がイマイチなら聞きたかった答えとは違うかもしれません。
そして、もちろん逆も然り。聞いた答えと違う返答がきたなら、ちゃんとそれに気づき指摘することが大切です。
そうやって互いにズレに気づいて修正していくことで、スムーズに会話が進んでいくようになります。
ズレだけではなく、相手の表現もきちんと指摘していきましょう。
そうでないと、このまま相手は間違った、またはヘタな手話のまま覚えてしまうことになります。
是非お互いに気づき指摘しあい手話を磨いていってくださいね。

そして、分からないからと言って「それって何??」と聞き続けるのではなく、もっと色々と想像してみてください。
たとえ自分が見たことのないもの、経験したことのないことでもまず想像してみることが大切です。
とにかく手を動かし、想像力を働かせて、相手のイメージを掴んでいってください。
そして、今回都道府県を確認していく上で挙がった情報として、色々と特産物、歴史などがありました。
もちろん、その情報も大切です。
でも、有名なもの歴史には苦手なろうは沢山います。
では、一番ろうに伝わりやすい情報とは何か。
ろうの強みとは何か・・・これを考えてみると自ずと答えは出ますよね。
視覚情報。つまり、地図です。
東京がここで、その隣に千葉があって、その上辺りに茨城が・・・というように、CLを使って是非説明していってください。
色んな情報は出した上で、是非場所も表して確認してくださいね。

皆さん、お疲れ様でした。