こんにちは、アシスタントの大井です。
今日の初級クラスでは日本人は建前やお世辞が多くウソをつくこともしばしば、でも外国人は違ってハッキリものを言うという話に(笑)
ハッキリ伝えると相手を傷つけることもあるので、それが日本人のマナーであったりもしますよね。
そんな会話から、今日は「マナー」「礼儀正しい」といった手話を使って流れを作っていくことになりました。

代表的なものとしてはテーブルマナー。
皆さん、テーブルマナー大丈夫ですか?私は大丈夫じゃない側の人間です(笑)
ナプキンは、折りたたみ膝の上に置き、汚れが見えないように内側で口などを拭くそうです。そして、中座の際には相手に見えないようにイスの上に置いていきます。帰るときには、ナプキンをキレイに畳まず少しクシュっとしてテーブルに置きます。キレイに折りたたんでしまうと、食事がまずかったという合図になってしまうそうです。

その他にも、人のお宅にお邪魔した際にお土産を渡すタイミングやどういったものを持って行くか。
神社でのお参りの仕方。
外国でのレディーファースト。
携帯灰皿
等々、その他にも色々な例があがりました。
もちろんダラダラと例を挙げていくのではなく、都度表現に気をつけていきます。
手話の表現の際CLを使うことは大切なポイントですが、必要のないときにまで使ってしまうと逆に分かりづらくなってしまいます。
CL表現が必要なのか不要なのか、それをキチンと区別しながら表現をしていってくださいね。
その後は、「振る」「避ける」「追い払う」といった意味合いの手話を使って流れを作っていきます。

この手話は、相手に向けて手を払えば「振る」となり自分に向けて手を払えば「振られる」というように、手の動きの向きによって能動態、受動態と変わります。
恋愛関係で使えば「振る」という意味になりますが、知り合いや友人同士で使うと「避ける」「追い払う」というような意味合いになります。
クラスにすごく変な人が来て、みんなイヤでその人の事を避けた。
友達があまりにもしつこかったので追い払った。
などの例があがりました。
ただこの手話、流れによっては「断る」と似たような意味合いになりますよね。
娘が恋人を連れてきたけど気に食わなくて追い払う。
娘が恋人を連れてきたけど気に食わないので会うのを拒否する。
流れや単語の組合せ方に気をつけて表現をし分けていってみてください。
そして、色々な流れを考えている際に表現を直していくのに相談をしていったのですが、これがなかなか進まない・・・。
確かにスムーズに進めていくのって本当に難しいんですけどね(汗)
ただ、相手の説明が分からないのであれば質問をする。もちろん闇雲ではなく、どう聞いたらいいかキチンと考えていくことが大切です。
そして、はっきりと相手に自分の意見を伝える。
『ああかな、こうかな、どうかな・・・』とグダグダをしてしまわず、「この表現どう?」とズバッと言うことで、YESなりNOなり答えることができ、進んでいくことができます。
なかなか難しいとは思いますけど、頑張っていってくださいね。

皆さん、お疲れ様でした。