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  • 執筆者の写真HANAIプロダクション

NA花井盛彦手話教室(5月7日)


こんにちは、アシスタントの大井です。

今日の初級クラスでは、花井先生の晴れ男エピソードの話からスタートしました。

個人レッスンでのこと。2人グループの生徒さんたちで、通常1時間半の授業のところ特別延長で5時間のレッスンを行ったそうです。

5時間もあるので、気分転換も兼ねて1時間ごとに場所を変えたいという申し出があり、計5ケ所のカフェをはしごすることになったそうです。


まずその生徒さんたちが来るときは雨が降っていたので、もちろん2人とも傘を差してきたそうです。

が、花井先生が来るときには大して振ってなくて傘も持たずに来たそうです。

「え?傘持ってないの?今日雨だけど?ウソでしょ?絶対移動中濡れるってー」と生徒さん達は心配(嘲笑い?笑)したそうです。

レッスンが始まると雨が降り出しましたが、1時間のレッスンが終わる頃にはなんと雨が止んだんですって。

そして、また移動してレッスンが始まると振り出す雨。でも1時間経って移動する時にはまた雨が止み・・・・の繰り返し。自分でもちょっと驚くほどだったそうですよ(笑)

最後の移動の際には少しパラパラと降ったそうですが、傘が必要なほどじゃなかったんですって。(もちろん?移動後には土砂降り・・・笑)

さらに驚くことに、レッスンが終わり別れてから花井先生はランニングしながら1時間かけて帰宅したそうですが、その間ポツポツときたりもしましたが、もちろん傘は必要ないレベル。

雨は電車で帰って行った生徒さん達の後を追っていったのか、生徒さん達は帰宅するまで雨降りで傘が手放せなかったそうです。

その生徒さん達とは週に1~2回レッスンがあり会っていたそうですが、「次は絶対降られるよ!」なんて言われて、「絶対持たずにいってやる!」と意を決して過ごしたら、その気合が神様に通じたのか、そこから1ヶ月なんと全く傘を持たずに過ごせたんですって(笑)

どんだけ、晴れ男なんだ!って話ですよね、ホントに(笑)

・・・という今の話を、はい説明して!と。

さっきまで「えー!ホントにー?」なんて楽しそうに聞いてた生徒さん達、一瞬「え?」という表情で固まってました(笑)

そして説明するも、1時間ごとにカフェを移動するという話を省いちゃったり、カフェじゃなくてお店と表現したり、移動中は雨が止んでいたのに、晴れと表現しちゃったり・・・

説明が曖昧で、さらにロールシフトも全然足りてないとの指摘が入りました。

話の順番や、必要な説明が抜けていると、全く話が見えてこなくなったり勘違いされてしまうので要注意ですね。


その後は、生徒さん1人にアメリカ人に扮してもらいみんなでトークをしていきます。

もちろん、日本手話は通じないのでいかにして相手にイメージを伝えるか、想像力を引き出していけるかがポイントになってきます。

確かに日本手話とは違いCLは世界の人と通じますが、そこに固執しすぎないことも大切です。

1つの表現が通じないのであれば、じゃあそれをいかにCLで伝えようかと拘ってしまったりせずに、そこは諦めて二の矢、三の矢を放っていく方が効果的です。

そして、色んな話をスムーズに進めていくためにも、相手が理解したその単語を「今のやつは、日本手話でこう表現するんだよ」と教え、覚えてもらうことも大切です。

そして、話の目的をキチンと考えるということもとても重要ですよね。

ただ、1つの単語が通じたとホッとして「何について話すためにその単語を説明しているのか」ということを忘れて脱線してしまったのでは、話が全く前に進んでいきません。

相手も、「その単語は分かったけど、結局何が言いたいの??」となってしまいます。

これらのポイントとともに、もちろん自分から積極的に話し、話の順番や説明を工夫することがとにかく基本となります。

2020年に世界中から色んな人が東京に集まった際には、この基本が自然とできるように頑張っていきましょうね~。


皆さん、お疲れ様でした。

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