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執筆者の写真HANAIプロダクション

NA花井盛彦手話教室(5月21日)


こんにちは、アシスタントの大井です。

今日の初級クラスでは、家から会社までの通勤時間が2時間かかるけど、乗り換えは1回だけという生徒さんがいらして、その方に乗り換えの駅を聞いていました。


駅を聞いていく場合には、主要駅を始点に所要時間などを聞いて場所をイメージしていくといいんですね。

この駅からどの位?そして、東西南北どちらの方向に向かっているのかというところもポイントです。

そして、例えば柴又といえばフーテンの寅さんですが、寅さんのトレードマークといえば中折れ帽と腹巻そしてトランクですよね。

トレードマークとともに動きや顔の特徴(眉毛のホクロ)なんかも表していくと伝わりやすくなってきます。

ろうはとにかく見たものが情報源となるので、妹のさくらが・・・といった設定の説明よりも視覚で得られる情報を伝えるようにしてみてくださいね。

後半では手話の単語を勉強していきます。

知らない単語は分からないからと表せずにいるのではなく、そのイメージを相手に伝えるということが大切です。

でも、今後スムーズに会話をしていくためにも学んでいった単語を覚えていくということもとても大切です。


スカイツリー/久し振り/努力/試合/試験/ライバル/会社/合格/不合格

といった単語を覚えていきました。

それぞれの単語を知っている生徒さんに流れを色々と表してもらい、イメージを掴んでいきます。

そして、最後には自分でも流れを作って表し確認していきます。

・高校の同級生と卒業以来10年ぶりに集まり、「久し振りー」と挨拶を交わす

・野球の試合に行く

・自分の心と向かい合い闘う

・名刺を渡し会社名を見て、「マツダにお勤めなんですね」「私はホンダなんですよ」

なんて会話をしてイメージを伝えたりもします。

そして、それまでにイメージを掴んだ単語を使い、

・受験に向けて一生懸命勉強し努力をして合格した

なんて流れを考えてみるのもいいですよね。

会社の単語では自動車会社の名前が色々とあがりました。

でも、これはもちろん指文字で伝えるのではなく、マークを表し伝えていきます。

車に限らず、街で見かけるマークっていっぱいありますよね。これって大事な視覚情報ですから、覚えておくととっても便利なんですよ。

覚えた単語を毎回帰宅してから動画で撮影しておくといいそうですよ。

確かに、これなら動きとともにちゃんと覚えられそうですね。


皆さん、お疲れ様でした。

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