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  • 執筆者の写真HANAIプロダクション

NA花井盛彦手話教室(5月22日)


こんにちは!ちかです。火曜日の初級クラスでは、地域によって違う手話表現があるという話から、先生の実際の経験談を聞きました。

先生は10年前に〇〇で講演をしたことがあって、10年ぶりにまたお願いしたいと連絡があったそうです。飛行機で〇〇に着いて、講演のお願いを連絡してきた聾者と会うとその人は「〇〇」のような手話をしてきました。先生は「〇〇?ここ〇〇だよね?」と言って周りを見渡し、雪が積もっているし…と思っていると「〇〇じゃないよ〇〇で合ってるよ!〇〇(人差し指と中指を二本使った表現)じゃなくて(人差し指だけ)だよ。」と言われました。

この話を聞いて、人差し指だけで「〇〇」のように動かすこの表現の意味がわかる?と先生から質問がありました。「挨拶?」「お疲れ様?」などと意見が出ましたがなかなか正解が出ません。でも「その表現だけではなくて話の流れを考えてみて。」とアドバイスがあると「〇〇〇〇」という正解が出ました。ポイントは「10年ぶり」に〇〇に行ったというところでした。〇〇で高齢者だけ使っている表現だそうです。地域の手話はその表現を知らなくても、話の流れから予測して意味を理解することができますね。

普段の授業でも知らない手話が出てきた時は、前後の話の流れから意味を予測することが大事だと思います。


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