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NA花井盛彦手話教室(5月28日)


こんにちは、アシスタントの大井です。

今日の初級クラスは、フリートークから始まります。

人とコミュニケーションを交わすとういことは、会話のキャッチボールをするということです。

相手の話をちゃんと聞き、相手の想像していることを考え察していくことも大切です。

自分の話が一方通行になってしまわないように気をつけてみてくださいね。


今日は先日亡くなった西城秀樹の話に。

昔ファンだったという生徒さんはやはりショックだったそうです。

・・・が、ここでそもそも論。西城秀樹って誰???←生徒さんの年齢層はバラバラですので・・・(笑)

「背が高くてー」

・・んん?確かに低くはないです。でも、特筆するほど高いかしら??

「歌手でー」

ですね。歌手ですね。で、ここで一旦ストップが入ります。

「歌」という手話で表す生徒さん、両手で指文字の「う」を作り口元から動かしていくあれです。

これって、万人に伝わるものなのか?いや、伝わらないでしょう・・・。

そもそも、音楽と一言で言ってもピアノ・バイオリン・ハープ(このハープ表現に皆さん苦戦していましたが・・・)と色々ある中に歌も含まれていますよね。

そういった説明もしつつ、歌という手話(マイクを持って歌う様子)を表し伝えていきます。


そして、「かっこよくてー」

まぁ、確かにそうですね。

とは言え、格好いいってなに?(笑)

もちろん、顔がタイプもあるでしょう。醤油顔・ソース顔・塩顔・・・

じゃあ、格好いいってどう表したらいいんだろう?というところを皆さんに考えてもらいます。

ん~~・・・・と悩む皆さんに、格好良く颯爽と料理をする様を表し、それと対比して不器用にヘタに料理をする様を表して、こんな感じに表してみたら?と助け舟が。

すると、あ~なるほどねと言った具合に、車のパーキングを格好良く表そうとする生徒さん達。

格好良く表そうとしている気持ちは伝わってきますが、肝心の格好良さが伝わってきません・・・(笑)

なんだかスピーディーに表そうとして車間距離がめちゃくちゃになったり、今度は車間距離を気にするとたどたどしく表すことになってしまったり・・・。

いやいや、でも本当大変なんですよね。

何も事細かに表す必要はありません、全体の雰囲気を作ることで格好良さを表現していくんです。

指先1本1本神経を使い、どうその手を動かしていくのか、そしてそれに合った表情を表す。この2つが大きなポイントになってきます。

そして最後に格好良いフィギュアのジャンプを表していきます。

いやはや、大変なお題を選んじゃいましたね(笑)

苦戦しながら、あーでもないこーでもない・・・と一生懸命練習されていました。


皆さん、お疲れ様でした。

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