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  • 執筆者の写真HANAIプロダクション

NA花井盛彦手話教室(7月9日)


こんにちは、アシスタントの大井です。

今日の入門クラスでは1名体験の方がいらしてくださいました。

初めましての方も多い今日のクラスではお互いに色んな質問をし合いました。

まずは教室までの交通機関、時間を聞いていました。

電車で来たの?という質問。この「電車で来た」ですが、「電車/来る」と表現する方が多くいます。

もちろん間違いではないのですが、よりろうっぽく表現するには電車を自分の斜め前から自分の方に動かしてきて、口をパの形にすることで電車で来たの?と表現することができます。

そして所要時間ですが、時間は?と聞くのも首振りを使い表現していきます。

頷きや首振りは手話の表現とあわせてとても大切です。

聴の社会ではあまり使うことがないので、なかなか首が思うように動きませんが練習して、より手話をレベルアップさせていってくださいね。


そして、仕事という手話なのですが、聴は会社という手話をよく使うんです。

例えば、「今日は会社から直接来たの?」

パッと見何の疑問も感じないと思います。

だって、普通に言いますもんね。

でも手話の場合、ここは「会社」ではなく「仕事」という手話を使った方がより自然なんです。

「お勤めてるよ」と言うときも会社ではなく仕事という手話を使います。

そして、自分の目の前を教室として、斜め前を仕事場にして、そこからここに来ると表せば、職場から直接教室に来たとなります。

さらに、仕事場の少し横を家にして、仕事場→家→教室と順番に来ると表現していけば、「一旦家に帰ってから教室に来た」という意味になります。

それぞれの場所をしっかりと表現し分けることで、より簡潔に分かりやすい表現になるんですね。

手話表現って間違っていないと直されることはあまりないと思います。

でも、間違っていないからと言ってろうっぽい表現なのかというと、そういう訳ではないですよね。

よりろう的な表現、そしてテンポよく会話をしていける会話力等を色々と勉強しました。

その後も、仕事や家、手話の話しなどしていました。

皆さん久し振りだったり、初めましてで緊張の面持ちでしたが、楽しそうに和気藹々と会話されていました。


皆さん、お疲れ様でした。

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