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執筆者の写真HANAIプロダクション

NA花井盛彦手話教室(7月23日)


こんにちは、アシスタントの大井です。

今日の初級クラスでは、色々な話題について会話をしていきました。

まず「冗談」という手話。この手話を知らない生徒さんがいらしたので、分かっている生徒さん達が説明をしていきます。

・すごく高いビルからバンジーしたんだよ。

・朝昼晩毎食スイカ1玉食べたの。

・宝くじで7億当たったら欲しいものプレゼントするよ。

これ、それぞれ最後に皆さん冗談だよーと言うんですが・・・。

なんとも微妙・・・。そもそも冗談だと分かりづらい。


もちろん、自分のことをよく知っている友達同士だったら普通に成立する冗談だと思います。

でも、冗談という手話を理解していない生徒さんに伝えるには、ちょっと・・・と言ったところですよね。

しかも、みなさん顔が冗談を言っているのか、ただ普通に話しているのか表情が分かりにくかったんです。

もっと、いかにもな表情でオーバーにあり得ないような冗談を伝えると、あー!冗談ってことか。とすぐ気づいてもらえます。

どうしたら相手に伝わりやすいのか色々と考えて表現してみてくださいね。

その他、蚊や献血、タトゥー、暮らしてみたい国、修学旅行で行った場所など色々な話をしました。

その後は、皆さんの表現にはまだまだ口形や首振りが足りないということで少し考えて表現してもらいました。


手話表現に合わせて口形も色々と変わってきます。

例えば、終わるという手話。これの口形は「パ」です。

口形の「パ」を付けることで過去形になります。

「行く」にパ(口形)をつければ、「行った」となります。

口形を「ン」にすれば「行く」となります。

その他にも、「ウ」と「ン」の口形の使い分けを勉強しました。

例えば同じ「強い」という手話でも口形が「ウ」の場合と「ン」の場合では意味が変わってきます。

「ウ」の場合は想像を表し「強そう」という意味になります。

「ン」の場合は知っている事実を表すので、「強いよ」という意味になるんですね。

そして、そこに表情を加えることで質問文になったりとまた意味が変わってくるので、そういったことも考えて表現していくことが大切です。

その他色々な口形や首振りを練習したのですが、難しいと苦笑いされていました(笑)


皆さん、お疲れ様でした。

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