こんばんはー。高宮です。
花井講師からは折に触れて、「日本手話のときは、頭の中から日本語を捨てるんだ」と指導を受けている私たちですが、
今日は日本語の文章を手話に翻訳する練習をしました。
入門や初級クラスでは、こういう機会はほとんど無いですよね?
ステップアップになると、たまーーーにあるんですよ。
災害の発生に伴って仕事上の重要なデータが消失してしまうと業務復旧が大変なので、
日頃からデータをバックアップしたりクラウドを利用しよう。
今、ざっくりまとめるとこんな内容ですが、
実際はもう少しフランクな日本語(述語が省略されていたり…など)で書かれています。
みんなで頭を突き合わせて、これを翻訳していきます。
手話では空間の使い方が重要です。
私はクラウド(=雲)という言葉に無意識に引きずられて、当初、“自分の位置”よりも高い場所に“クラウドのイメージ”を作ってしまいました。
みんなと議論を続ける中で、「あれ?聾のお年寄りに説明する場合、これだと伝わらないじゃ…」とハッと気付きました( ꒪⌓꒪)
生徒さんの中には当然、パソコン関連の話題が苦手な(詳しくない)人もいますが、こんな時こそ出番です。
「詳しくない人が見て、この表現分かるかな?」とチェックしてもらいます。
パソコンに限らずレッスン中はいろんな話題が出るので、自分が不得手な分野に話が及ぶこともありますが、そんな時に置物になってしまうのではなく、得意な人とは違う視点から議論に加わっていきたいですね☆