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NA花井盛彦手話教室【NA】ステップアップ 4月11日(木)


こんばんは。まつ吉です。 本日から4月期がスタート。 ステップコース初日の内容は、同じような意味を持つ手話表現。 「無理矢理」「無理」「難しい」etc... 芸人がネタ切れで無理矢理ネタを作る スカートを無理矢理履いたら破れた 等、みんな積極的に例文を挙げていきますが、その中で会話のズレが起こりました。 ある生徒さんが、無理という例文で「自分の携帯の暗証番号を忘れてしまい、何回も試していたらロック状態に!(11回暗証番号を間違えると、ロック状態になり使えなくなるみたいです) 携帯ショップに行き、解除をお願いするもすぐには対応してもらえず数週間待ち状態。お店の人から連絡が入り、携帯を初期化すると携帯が使えるという事が分かった。」というのです。 初め、「携帯」「止まる」と表現したのですが通じず、「携帯」「数字」画面を押す動き、色々と試しましたが通じません。また、初期化を「初めて」「立ち上げ」と色々表現しますが、こちらも通じません。 何故ズレが生じるのかというと、日本語に合わせて手話を当てはめているからです。そのため、ろう者が見ても意味が通じなかったり、ズレが起きてしまうのです。更に手、顔の表情など細かい表現の違いによりズレが生じます。 携帯画面がすぐ消えるの?反応がなくて使えないの?と質問がでたのは、手の動きのちょっとした違いがあったから。 携帯をPCと繋げているのか、充電器に繋げているのか… ろう者は、細かい違いを見分けられるが、聴者はそこを意識しないためズレが起きるのです。 また、今回は先生が色々な知識があり、相手が言いたい事を予想や想像しながら話していたので最終的には通じ合えました。これが、何も知識のない相手だったら…きっと通じ合えなかったかもしれません。 会話のズレは日常生活でも沢山起こりうる事です。特に、言語が違えば沢山起こります。どうしたら通じ合えるのか、日々の生活で考えることが大切ですね。


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