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  • 執筆者の写真HANAIプロダクション

Hコラム #4

更新日:2020年4月2日

こんばんは、HANAIプロダクション通訳のHです。


今日は、日本一の繁華街に来ています。

待ち合わせ時間は夜の20時…。今から二時間半のイベントの通訳です。

内容は…「猥談を語る」。

HANAIプロダクションからは「安全なイベントです」と言われましたが、実際は…本当に明るく爽やかにセックスを語り合っていて、勉強?になりました。

途中、知らないワードがいくつか出てきて、身振りを見ていて「ああ、アレの事か!」みたいな…。身振りで聴とろうが語り合っているのを見て、基本的に世界共通の行為なんだなぁ…と、しみじみ思ったりもして。

今回の通訳、私で良いのか?もっと若い子や、男性の方が良いんじゃないか?と思いましたが、依頼主は「内容が内容なので、来てくれるだけで有難い」と。 以前、同じイベントに参加した事があるそうで、その時は通訳はつけずに一人で行ったそうです。

「世界共通の行為」なので、相手の言っている事は、なんとなくわかる。

でも、自分だけ明らかに笑いのタイミングが少なかったり、リアクションが微妙に回りと違う…。自分の話も披露できない。

せっかくお金を出して参加しているイベント、しかも人気があり、会員以外は気軽に参加はできないような貴重なイベントです。

ここは、痩せ我慢して楽しみを半分以下にするより、通訳同伴で行こう!と決心し、そこから通訳探しをしたそうです。

HANAIプロダクション以外は「個人の依頼は受けない」「通院や試験、会議など、生活に必要なものしか受けない」「猥談?ダメです」「2週間前までに依頼するのがルールです」 ひどいところは、問い合わせメールだけで「依頼とみなされ、金額の折り合いがつかずに断ったらキャンセル料を請求された」経験もあったそうなので、HANAIプロダクションに問い合わせた時も、ドキドキした…と。

どんな内容であっても、そこに手話が必要なら、HANAIプロダクションはそれにお答えすると思います。(犯罪はダメですけど)私たち通訳士は、仕事ですから偏見を持ったり、変な目で見たりはしません。


色んな経験を経て、人間としての深みが増します。「人として」深く成長させてくれる依頼主はもちろん、HANAIプロダクションに感謝です。


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