こんばんは、スタッフの西島です。
今日の【コミュニケーション】基礎クラスは、CLです。 手話で会話をする場合、手話単語、固定語彙、CL、身振り手振りの中で「その表現」に適したものを選ぶ必要があります。 手話単語だけでは会話は味気なく、限界がありますし、かと言ってCLや身振り手振りだけでも正しく伝わりません。 今日のレッスンでも、「CLで表現する事に適しているか?」を考える事も重要です。 電気、カメラ、洗濯機、自転車、カバン、歯ブラシ、ヘアブラシ…たくさん出ました。 電気は、リビング、寝室、お風呂場で全て同じものは使いませんね。電球の形は丸形や直型、カバーや大きさ、厚みも様々。CLなら伝わりやすいですね。 洗濯機は、洗濯槽の穴の感じやドアの厚みなど、たしかにCLでは伝わりやすいですが、そこまで覚えていないのではないでしょうか?つい「柔軟剤使う?」など、雑談になってしまいました。 この「使う」。 お金のマークを掌から相手側に出しますが、この単語をわざわざ使うより「柔軟剤を入れる身振り手振り」だけで十分ですし、ズレようがありません。 「人を使う(部下を持つ)」の時などに用いている人もいますが、「お金が出ていく」印象があるため、意味が伝わりづらいですね。
また、CLは表情やスピードで質感を表していますので、それも忘れずに練習しましょう。 基本的に細かいものは、スピードアップして眉間にシワを寄せます。大きかったら、目を見開いてゆっくりと動きます。 話の中で「プラスチック」と「鉄」の単語が出て、説明していきます。 ストロー、レジ袋、コンビニの弁当容器など、様々なプラスチック製品や、鉄製品を出していきます。 環境汚染問題で、レジ袋やストロー等の廃止が、数年前から話題ですよね。私が子どもの頃は、地球温暖化問題で「割り箸」を使うのが問題視されていました。今はプラスチック製品。レジ袋やストローの廃止を伝えると、伝わりやすいですね。 次々と製品を出していきますが 、それが本当に鉄製品なのか?少し自信なさげに「自転車のハンドル?」と表現しました。そんなとき、相手は「わかった」ではなく「そうそう」と答えられると良いですね。 相手が質問をしているのか?それとも教えてくれているのか?音声言語でも「いや、今のは聞いてるの!(質問してるの)」なんてズレは、よくあります。手話でも、「今のは質問!」とやり取りができると良いですね。 今日もお疲れ様でした。
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