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  • 執筆者の写真HANAIプロダクション

NA花井盛彦手話教室【コミュニケーション】基礎 11月25日(月)

こんばんは、スタッフの西島です。


今日の【コミュニケーション】基礎クラスは数字からスタート!

日本語対応手話が身に付いている生徒さん。つい声に出して手話をしてしまいます。

「声なし」を意識して再挑戦すると、ビックリするくらい早く表現できました!声に出しながら手話をすることで、リズムもテンポも崩れます。

一瞬で色んな表現ができる「同時性」は日本手話の魅力の1つでもあるので、まずは「声なし(口パクなし)」を徹底しましょう。 慣れると頭も指も柔らかくなります。指の開き方、バランス、方向などCLと一緒で形や大きさなどを意識しましょう。

次にNMSを意識して、指で歩いて行く人、戻る人を表現します。 NMS、NMMの続きでは 「勉強した?」 「ううん」 「え?しなかったの?」 「うん」と会話のキャッチボールです。 表情、NMS、NMMを使っていきます。

表情は一つ一つ違いますし、微妙なニュアンスを読み取り、上手に使うと語彙力が上がりますので、大切にしたいレッスンですね!


私は先日、仕事で日本手話のろう者、対応手話のろう者と聴者の3人の会話を見ました。その3人は、友達であり、仕事仲間でもあるそうです。 対応手話の聴者は、最初は声に出している言葉を手話にしていましたが、話が盛り上がっていくと、手は何となく動かしているだけ…。

手話単語と音声言語が合っていないどころか、逆の事を表現していたりしました。

日本手話のろう者は、ニコニコして頷いていたので「いま、何の話かわかる?」と質問したら「全然わからない、わかったふりで頷いてるだけ。あなたはわかるの?」と。そりゃ私はわかります…だって普通に喋ってるんだもの。 なので、その音声を皆さんに了解を得てから通訳する事に。

実は、ニコニコ笑って聞く内容では無かったんです。凄く重くて、そして感動する内容でした。終始ニコニコしていたろう者も、真面目な顔でハンカチで涙を拭っている姿を見たら、話の内容はもちろん、嬉しい話なのか、悲しい話なのかすら伝えられない手話に意味があるのかな…と、考えさせられました。

もちろん、対応手話を必要としている中途失聴者や難聴者もいますので、一概には言えませんが、日本手話を習っていて良かったな…と思います。

今日もお疲れ様でした!


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