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  • 執筆者の写真HANAIプロダクション

NA花井盛彦手話教室【コミュニケーション】基礎 5月11日(火)

こんばんは、スタッフの西島です。


今日の【コミュニケーション】基礎クラスは、漢字一文字の空書からスタートです。 咲、海、空、図…読み取れたら手話単語を覚えていきます。 「紙」 参考書には、①両手の人さし指と親指をつけてつまんだ形にして、2指の指先は下に向けたら前後に振る方法と、②両手の人さし指で四角を書く方法があります。縦にしたA4用紙のイメージです。 どちらも「紙」ですが、①は袋という意味もありますね。 花井先生は通常②を使っています。人によって表現方法は色々なので、どっちが合っているとか、どっちの方が良いという問題ではありませんが、②だとイメージしやすいので、単語を知らない手話初心者さんにも伝わりやすいですね。 「月」 この字を空書で伝える時に、リモートの生徒さんは画面いっぱいに大きく書きました。 また、二本目の横の線が長く、下にある様に見えます。 空書はバランスが大切。コンパクトにバランス良く書いたほうが伝わりますね。 次はCLです。 通販サイトから、15個位の置物を見て、覚えたらCLで表します。 地球儀の様な物、大きな木の上に家が建っている物、網目のフクロウ、猫のCDラック… 一瞬で全てを捉えるのは不可能です。優先順位をつけて特徴を掴んでいきます。 解答者は、CL表現を見て質問ができます。 「ピカピカしてる?」 「引き出しがついてる?」 「青?」 色を間違えてしまう事は多いですよね。 はっきりと覚えていたら、はっきりと答えても構いませんが、曖昧な場合は「青…のイメージ」「覚えてないけど、青より暗いかも…」と工夫して答えていきます。 規則正しく並んだ無数の猫。 「規則正しく」までをきちんと表現するのも大切です。 解答者は、わかったら通販サイトを見て、花井先生に「下、下、(通り過ぎたら)上」と自分の見たいページ、箇所を指定します。 下が見たいときは「下」を、指しますが、自分でカーソルを動かす気分で「上、上」と方向を間違えてしまいがち。方向に注意が必要です。 最後は「生活の中での自然なCL」です。 A「犬、好き?」 B「好き!」 A「どんな犬が好き?」 B「…」 A「大きい?小さい?」 B「小さい」 A「毛並みは?」 B「少しふわふわ」 A「鼻の感じは?」 一問一答だと、取り調べの様になってしまいます。 「小さくて、ふわふわしてるのが好き」 「鼻は?」 「長くて、口周りの毛が少ない方が好き」 こちらの方が「自然なコミュニケーション」ですね。 「普段、どんなヘアブラシを使ってる?」 髪の毛をとかす仕草をしますが、右手にブラシを持ち、左手も添えてしまったので相手は「ドライヤー」と思ってしまいました。 ブラシもドライヤーも「折り畳み」ができる物があるのでズレたまま進んでいきます。 「ブラシの毛量」の話になり、「あれ?なんか違うかも?」と気付きます。 「ドライヤー…だよね?」と違和感を感じたときに確認をし、「違う違う、ヘアブラシ」と修正していきます。 他にも「靴」「メガネ」等が出ました。 このクラスの特徴は、まず「相手の言っている事がわかる様になるのが早い」です。レッスンの回数を重ねるごとに、みなさん意図を掴むのが早くなってきます。 今日もお疲れ様でした。

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