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NA花井盛彦手話教室【コミュニケーション】基礎 6月3日(火)

  • 執筆者の写真: HANAIプロダクション
    HANAIプロダクション
  • 7月1日
  • 読了時間: 3分

こんばんは、スタッフの西島です。


今日の【コミュニケーション】基礎クラスは、HANAIプロダクションのスタッフブログから、気になる内容を抜粋し、それについて深掘りしていきます。


3/18コミュニケーション基礎クラスの大切な事は「見る力」「伝える量」。

この日は、空書のバランスをテーマに「見て取る事の大切さ」を話しています。

「体」の「亻」と「本」を、意味なく離して書いてしまったら…

何か意味があるのかな?と思うかもしれません。

空書に限らず「険しい山」を「参考書で見る様な単語の山」

「遥か彼方」を「単なる遠く」。

日本手話で話すろう者の、伝えたい事を見逃して解釈してしまうと、必ずコミュニケーションエラーが起こります。


他にも、3/19入門(14時〜)クラスの「嬉しいと楽しいの区別」について。

「手話表現は一緒だけど、口話で区別をつけましょう」と教える講師は多いと思います。

NA花井盛彦手話教室では、動きやリズムで区別をしています。

見ていると「嬉しい」は、少し動きが早めで指は閉じたような感じ。感動や興奮の感情を含んだ印象です。

それに比べて「楽しい」は、指は開いてリラックスしている印象です。

これが正解、こうでなければダメという訳ではないですが、分かりやすいですよね。


「口話はなぜダメなのか?」の話しになりました。

レッスン中に口話や指文字は使いません。

それは「ダメ」なのではなく、意味が違うように捉えられてしまうかもしれないから。

日本語は細かくニュアンス、言い回し、抑揚、声質、語尾の上げ下げで沢山の語彙があります。

日本手話も同じです。

一つだけの単語を覚えるだけでは深い会話はできませんね。

ひと工夫し、深く広い会話を目指していきましょう。


4/30の入門クラスは、

「伝わる表現をするにはCLが重要」 

そしてCLを習得するには、イメージが必要という話しでした。

「家に帰って絵を描いて復習して」と、アドバイスがありました。

「イチゴのイメージは?」と聞くと「赤い」や「美味しい」と答える人が多くいますが、赤い物は他にも沢山ありますし、美味しいかは人それぞれ。

誰もが分かる「そのもの」を表現するCLが大切だと再認識しました。


4/11通訳クラスの

「ろう者が感じる不快」


意外と「わかってないけど、頷く人が多い」と聞きます。

「イメージをちゃんと、そのままを伝えて欲しい。指文字で済ませないで欲しい」と、通訳派遣の際の要望に良く出ます。伝えたいのは単語ではなくて内容。その事を大切にしたいですね。


「音楽は世界中の人を幸せにできる」との文言を見ることがありますが、やはり「聴者と同じ様には楽しめない」と感じているろう者がいるのも事実。


「障害者」の言葉。

障害の単語で感じるのは「壊れる」「失敗」「ミス」。

失敗作と言われている気分の人もいます。


手話学習者なら、絶対に真剣に向き合わなければいけない話題ばかりでした。


今日もお疲れ様でした。

読んでいただいてありがとうございます!


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