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執筆者の写真HANAIプロダクション

NA花井盛彦手話教室【コミュニケーション】基礎 7月12日(火)

こんばんは、スタッフの西島です。

今日の【コミュニケーション】基礎クラスは、ショートフィルムです。 A「テーマ決めていいよ」 Bさんは決めるの単語がわからずに 「???あ!寿司?寿司好き!」 と、似ている単語と勘違いをします。Aさんは「ん?」と思っても、訂正するのを諦めてしまい、またBさんが「???」なのもAさんが「ん?」と思ってていることもお互いは気にせず、「…えーっと、寿司、好きなんだ〜、何の種類?」と相手に合わせますが、今度は種類がわからずに「???あ!魚?魚好き!」 とかみ合いません。 なんかおかしいぞ?と思っても、訂正せずにどんどんズレてしまうのは、手話学習者さんは誰もが経験しているのではないでしょうか? 単語は手の位置や向きを少し変えただけでも別の意味になりますし、微妙に似た単語はたくさんあります。 例えば「古いと悪い」「新聞と畳」 「司会と中国」「ガスと香り」 「綺麗と解消」では、「何事もなかった時(セーフ)」に使える単語も学びました。 悩んでたけど、解決した!なんて時に使います。

コミュニケーションは難しいですね。キャッチボールができていると思っても、意外と自分の言いたいことしか言っていなかったり、相手の言葉を無意識にスルーしていたり、自分が思ったことが上手く表現できていなかったり。 医療の世界ではプロセスレコードという「相手の言動、自分の考え、自分の言動」を全て書き出す事で自分のコミュニケーションを見直す方法があります。自己分析をして、最後に他の人からアドバイスを貰うのですが、「どうしてその時〇〇と思っていたのに△△と言ったのか?」「相手がしている質問の答えになっていない」というアドバイスが多いように感じます。 これは、自分の中で「言わなくてもわかるだろう」の「察する文化」が日本にあるからかもしれません。 「学生時代、居眠りしてた?真面目に授業を聞いてた?」の質問に「お喋りしてた」だと、2択に当てはまらず、それ(その答え)を無視しています。「ううん。どちらも違う」と付け加えたり、「不真面目だったけど、寝ていないよ。お喋りばっかりしてた」と相手の質問にダイレクトに答えることが大切です。 察する文化は良いですが、相手にそれを求めてはいけませんね。 今日もお疲れ様でした。



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