こんばんは、スタッフの西島です。
【コミュニケーション】応用クラスは、花井先生の手話表現に合った日本語を探していきます。
「富士山/オーバー(過ぎる)」
この「オーバー」の部分にしっくりくる日本語は? 「すごい、ヤバい、半端ない、素晴らしい、さすが」
花井先生の表情やNMSもきちんと読み取り、日本語に当てはめるのは語彙力が試されます。 ヤバい…そんなにふざけた感じじゃないし、 素晴らしい…そんなにかしこまってもいないし、 その表現を見ている人たちは、情景が目に浮かんでいます。
でも、日本語が合わない!日本語より、日本手話の表現の方が何通りも豊かなのかもしれません。
その後、一人づつ花井先生の手話を通訳していきます。いろんな話が日本手話で滑らかに進んでいきます。それに合った日本語をつけるには、もちろん日本語力や手話力が必要です。日本手話でどんどん話が進んでるのに、日本語が途切れ途切れで情報量が少なかったり、擬音がメインになってしまって曖昧になってしまったり。
その他にも、花井先生の(話し手の)「人となり」を理解する必要もあると私は思います。例えば、花井先生の手話だったら「ナニナニですよね」とか「ナニナニだと思います」という話し方より、「ナニナニだよな」「ナニナニだと思うよ」という口調がしっくりきます。
怒ってる人の通訳をするときに「言い訳するな!」を「言い訳はしないでください」と訳したら、なんだかロボットみたいでつまらないですし「その人の言葉」では無いような気がします。お互いをよく知り「その人の言葉」を伝えられる様になりたいですね。
生徒さんもテーマに沿って短い話を発表しますが、CLやNMSが足りないと、細切れのフィルムの様です。
後半は課外授業へ。
オシャレな古民家カフェです。
よくあるチェーン店とは違い、設備やインテリアなども特徴がありますので「見て見て、あのエアコン…窓についてるやつ、懐かしくない?」「屋根があそこだけ高い(他と違う)…何で?」「あの植木可愛い~」レッスンでは「CLで!」と言われると固まってしまう私達も自然とCLが出てきます。
課外授業の魅力の1つですね!
生徒さんの旅行の予定の話や、仕事の話など、声なしで盛り上がりました!カフェだとリラックスした雰囲気のせいか、どんどん会話も広がります。
間違えたら恥ずかしいな、と思っても皆で修正したり、サポートしたりしながら話ができるので黙ってる人は誰もいない、楽しいレッスンでした!
今日もお疲れ様でした!

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