こんばんは、スタッフの西島です。
今日の【通訳】総合クラスはろう文化についてです。 花井先生が手話講師になったきっかけの話が出ました。 その中で、人生を変えた出会いとなるある恩人から「ろうだからとか、聴だからとか関係なく、君の考え方が珍しい」と言われた事があるそうです。 ろう文化を知る事は、大切な事ですし、日本手話を学ぶ上では必須と言えます。 ですが、「ろうってこうだよね」「聴だからだよね」と思い込んだりせずに、お互いの文化を知った上で個人を尊重できると良いなと思いました。 私は手話を勉強し始めてから、普段、私が話している日本語ってなんだろうって、改めて考えるきっかけになりました。 ろう者がネイティブに使っている日本手話は、聴者が普段使っている日本語とは文法や言葉の意味が違う、全く異なる言語だという事はわかってはいますが、それだけでない「本来の日本語」も思い出させてくれるような気がします。 例えば、「種類がたくさんあって、どれにしようか悩む」は、悩むのではなく、迷うの単語を使いますし、「シャンプーがなくなった」のは、消えてなくなる(消失)ではなく、使って減ってなくなる(消費)の表現を使います。 食事をご飯と呼ぶのも、今は「飯」と検索すると「米などを水で炊くこと。イネ科の食物」の他にも「食事のこと」と出てきますが、少し前までは「米などの…」しか出てきませんでした。なので「ご飯にしよう」より「食事にしよう」の方が正しいんだろうなと思います。 相手が外国籍だからとか、相手がろう者だから…も大切ですが、一番大切なのは、文化の違い等により、すれ違ったのを気づく力と修正する努力だと思います。レッスン中には、そのへんもバッチリ学べます。 最後は花井先生の就職活動の話や学生時代の話など、爆笑の話題が盛りだくさんでした。 今日もお疲れ様でした。
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