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執筆者の写真HANAIプロダクション

NA花井盛彦手話教室【通訳】総合 10月23日(金)

こんばんは、スタッフの西島です。

今日の【通訳】総合クラスはCLです。 まず花井先生が、のぞき込む場所を変えると、物体の見え方が変わる空間再現ディスプレーの話をします。 先週発表されたばかりの新製品で、そのもの自体も斜めで斬新な形をしています。 珍しい物や、形、動きを伝えるのにCLは必須です。花井先生が視線を変えると、画面も同等に動き、そのディスプレーの特徴がよくわかります。 わかりやすくて、ただ見入ってしまいますが、相手の表現に反応をするのも気を付けましょう。 次は生徒さんが他の事例を話します。 つい頷いたり、上手く反応をしている生徒さんとのみ会話をしてしまいます。 花井先生から「一人とばかりじゃなくて、全員がわかる様に話を進めて」と。 反応をしてない人は、伝わっていないのかもしれません。反応をしていない人を置いてきぼりにせずに、確認したり工夫が必要ですね。 後半は、CLで映画でもTVでも構わないので、記憶に残っているシーンを再現します。 例えば「トラックの前に飛び出し、目前でトラックが停止、死なない事を宣言」 「目を見開いてスマートに手術をする女医。周りでポカンと見ている男性医師達」 内容は知らなくても、「わかる!あれでしょ?」と話したくなります。 「CLで」と言われると、手話上級者は戸惑います。つい手話で説明したくなりますよね。 でも「僕は死にませんっ」の武田○矢のシーンを延々と手話のみで説明されたら眠くなってしまいますね。 よく「一生懸命、通訳してたのに居眠りされちゃった」なんて話を聞きますが、手話単語や指文字だけの表現では眠くなってしまうのもわかる気がします。 女医さんの話も「失敗しない」の台詞だけを伝えるより、印象に残りますね。 豊かな表現を目指して一緒に頑張りましょう。 今日もお疲れ様でした。

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