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NA花井盛彦手話教室【通訳】総合 4月21日(金)

こんばんは、スタッフの西島です。


今日の【通訳】総合クラスは、読み取りの音声通訳からスタートです。 花井先生が表現する短文を音声で通訳し、スタッフが文字に起こします。 共通する単語は「親指を立てた両手」です。 試合、ライバル、試験、オーディション、会議、打ち合わせ、相談、協議、挑戦、チャレンジ…文脈やNMM、手の動きによって、使い分けを学びます。 ◆打ち合わせ 生徒さんは「イベントの前に色々挑戦したい」と訳しました。 「挑戦」と「打ち合わせ」という手話表現や手の動きは違います。 手の動きも正確に読み取ることも重要です。 会議と打ち合わせは、どちらも関係者が集まり、話し合う場であることは共通しています。 一方で、会議と打ち合わせでは、明確な違いがあります。 会議と打ち合わせの違いを、目的や重要度から考えると、会議の目的は、重要な課題を決定すること。 会社の会議であれば、経営や事業にかかわるような課題を会議で話し合い、決定します。 打ち合わせの目的は、相談や情報共有をすることにあります。 会議は重要度の高い、公式の場です。会議で決定をしたら、その後は会議での決定事項に沿って、それぞれが行動します。 打ち合わせは、公式であることも非公式であることもありますが、重要度は会議よりも低く、会議よりも気軽に話し合いができる場です。 表情から読み取ると、何かを決定するための重要な集まりよりも、相談や情報共有を求めているのかな?と読み取れます。 なので「イベントの前に打ち合わせしよう」が正解でした。 ◆オーディション 「女優のオーディションに行ったけど人が多くて、あ然とした」と訳しました。 聴者はオーディションと指文字を使う人が多く、ろう者は手話でオーディションという表現をすることが多いそうです。 女優のテストや試験と訳しては日本語に違和感があります。今回はオーディションと正しく訳しています。 ◆勝負 「俺とお前どっちが強いか、試してみる」と訳し、大きくズレてしまいました。 正解は、「オレ、お前と勝負するよ!」なので、表していない表現をプラスしてしまっています。 ◆試合 「大リーグは日本と比べて試合の数が多い」 「大リーグ」と訳しました。もちろん間違いではありませんが、メジャーリーグの方が周囲の認知度は高いですね。 正解は「メジャーリーグは日本と比べて試合の数が多い」 ◆競争 「向こうの会社、競争が厳しい」 「ある所、そこ」を「向こう」と訳しました。ズレてしまいます。 「そこは会社が多いから、競争が厳しい」が正解でした。

◆相談 読み取れませんでした。

「1人で悩まないで、誰でもいいからちゃんと相談したほうがいい」 ◆実験 「ロケット開発の試験で、正式にロケット発射することになった」 日本語の難しさに直面します。 ロケットの様に実際に行うものは試験ではなく実験になります。 「ロケット開発の実験をし、正式にロケット発射が決まった」が正解でした。 ◆ライバル 「試験のレベルが上がっても大丈夫」 ライバルを試験と読み取ったため、レベルが上がるという言葉につられて、NMMを大丈夫と訳してしまい大きくズレてしまいました。 「ライバルのほうがレベルが高くなっていく」が正解でした。 ◆実験 「コロナの予防接種」 読み取れずに断念しました。

「アメリカでは、コロナの予防接種の実験をして、すぐに発売した」 ◆会議 「最近、会議が増えて身体が疲れてます」 会議が増えるという日本語に違和感があります。

「最近、会議が多くなったから疲れてます」が正解でした。 次は、逆にその単語を使って短文を作っていきました。 上司に「相談したいので、後で時間ありますか?」 つい、「ある?」と単語を使ってしまいますが、「時間、OK?」や「時間、NMMで質問の眉上げ」に直していきます。 友達?ううん、ライバル 頷きや首振りに表情をプラスすると、「友達なんてお断り!」「切磋琢磨してる良いライバル」と微妙に違った意味合いにとれます。 表現中に、ついやってしまう癖の指摘があったり、あっという間の90分でした。 他の教室の「通訳クラス」は、聴者の通訳士さんが講義を担当している事が多いかもしれません。 どうしても日本語優位になってしまい、日本手話としてはズレが生じてしまったり、ろう講師は日本手話優位になってしまい、日本語文章が疎かになってしまうかもしれません。 自然な日本手話と日本語文章をネイティブサイナーから学べるのは貴重ですね。 今日もお疲れ様でした。

読んでいただいてありがとうございます!


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