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執筆者の写真HANAIプロダクション

NA花井盛彦手話教室【通訳】総合 7月10日(金)

こんばんは、スタッフの西島です。


今日の【通訳】総合クラス、久しぶりの対面レッスンです。 顔を合わせた時、本当に感動! オンラインレッスンで顔は合わせていたとしても、実際に会うのとではやっぱり違います。 他にも嬉しい事に、体験レッスンの方2名が来てくれました。 テーマは「日本語と手話」です。 みなさんご存知の通り、日本手話は日本語対応手話とは異なり、日本語に手話単語をあてはめるわけではありません。なので、日本語の語順通りに表現せず「その行動」を表現する事が多いですよね。

例えば「家から出ない」 →「家から出る」「ない(両手をパタパタ)」 とはせずに、家からグッと出ないでいる様子を表現します。 これだけで話の文脈などを読み取れば「(コロナが怖いから)出ないぞ」と意志を持って出ないのか「(ゲームやりたいから)引き込もろう」みたいな軽い気持ちなのかも一発で表現ができますね。 この「ナニナニする…ない」の表現「振り回される感」があって苦手です。「ふーん…したの?あっ!?しないの?」と少しの余所見も許されない感じが、日本語対応手話は疲れちゃうと感じる原因の1つなのかな?と思います。 その他にも「まぁまぁ」の捉え方も違うよね、と話が出ました。「まぁまぁ」と言うと、比較的良いと解釈する聴者が多いですが「手料理の感想にまぁまぁと表現したらムッとされた」なんてエピソードも出ました。 「すみません」の使い方も違いますよね。これは、外国人にも理解し難い言葉だと思いますが 、頂き物をしたときに「ありがとう」ではなく「すみません」と挨拶する日本文化があります。「なんで謝るの?」と不思議に感じる様です。 時間の捉え方も話題にあがりました。 「ろうは時間にルーズ」なんて言う人もいますが、そうではなく、例えば「12時5分前に集合」だと、11時55分と解釈する人が多いと思います。 でも、よく考えると「12時の5分前」なのか「12時5分の前」なのか、この言葉だけではわかりません。屁理屈だよ、と思われる方もいると思いますが、「助詞」に頼りすぎている日本語ばかりが頭にあるからこそのズレなのかな?と思います。 通訳として活躍するには「その人、その文化」を知る事が一番です。自分の常識に囚われずに、広い視野で学ぶ事が大切ですね。 オンラインも楽しいですが、やっぱり面と向かって話をすると楽しさも倍増です。 人数制限をしていますので、残席残り僅かなクラスもありますが、体験レッスンまだまだ受付中です!

今日もお疲れ様でした。


読んでいただいてありがとうございます!


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