こんばんは、スタッフの西島です。 今日の【通訳】総合クラスは、指導についての話が出ました。 初心者、中級者、上級者のクラスでは、それぞれ指導の注意点や大変さがありますよね。 それはなに?と考えていきますが、なかなか意見が出ません。 「手話指導に限らずに」と言われ、例えば子育てに置き換えて考えてみます。 「初心者」は、生まれてから小学生くらいまででしょうか? まだ知らない事が多いですが、知らない事を言って聞かせるだけでは、なかなか伝わりません。 「道を渡るときは左右を見て」と一回説明しただけで満足してしまっては危険です。 「まわりを見ずに飛び出したらどうなる?」を自分で考えられる様に導くことが大切です。 テキストや板書で説明すると、講師は自分の伝えたいことを伝えられるので満足してしまいがちですが、指導とは「教える」事が全てではないですよね。 教わる側も「学んだ気」になってしまい、身につかない…なんて話もよく聞きます。 「中級者」は、中学生くらいでしょうか? まだまだ世界は狭く、経験不足ですが、色んな事が見えてきたので勝手な判断や行動があるかもしれません。 自尊心や自立心を守りつつも、広い視野を育てることが大切です。 「上級者」は、高校〜20歳代くらいでしょうか?(子育てに置き換えているので) 自分の道が見えてきて、相手の意見に耳を傾ける事が難しくなっているかもしれません。柔軟な考えを育てる必要があります。 初心者のカテゴリーの中で「待つ」事の大切さの話も出ました。 考える力をつけるためには「待つ」事は大切ですが、花井先生はやみくもにただ待つ訳ではありません。 ヒントを元に自分で考えなければいけない事、考える過程を大切にしなければいけない事、説明されなければわからない事。 それを見極めた指導はとても大変ですし、なかなかそんな指導者に出会えるチャンスはありません。 大切な事を考える力を身につける。そんな指導者のもとで学びたいですね。 今日もお疲れ様でした。
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