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NA花井盛彦手話教室【通訳】総合 9月11日(金)

こんばんは、スタッフの西島です。


今日の対面【通訳】総合クラスは、「つまらない」「覚悟して〜する」「意を決する」です。同じ単語でもNMSや表情で違った言葉になります。


「覚悟して山登りに出掛ける」 「注文と違うのが届いた、文句言ってやる!」 「注文と違うのが届いた、仕方ないから嫌だけど食べる」 「つまらない」だけの意味で覚えてしまうと、だいぶズレが生じますし、意を決して文句を言うのか、自分の中で葛藤しつつも我慢するのか、色々な意味にとれますので注意が必要ですね。

後半は「対面とリモートレッスン」を試します。

リモート参加の生徒さんは、手話学習歴の長いベテランさん。ろう文化や日本手話の伝統を大切に思ってくださる生徒さんです。対面の生徒さんは地域の通訳者として活躍中。

「病院通訳の時、日本手話だと声には出さずに手話をする。それだと医師が不安がるでしょ?(患者さん(ろう者)と通訳さんがどんな話をしているのかわからないから)どうしてる?」等、盛り上がります。日本手話だと日本語を話しながらできないですもんね。

私は、病院通訳の経験はもちろんありませんが、看護師として働いていた時に手話で会話をしていたら医師に「僕がわからないから、声で喋って!」と言われた事があります。 仲の良い医師だったので「じゃあ先生が手話を覚えたら良いのに…」と心から思いましたし、言ってみました。「意地悪言わないでよ〜」とかわされてしまきましたが、ろう者も声で喋っている医師と看護師を見て「僕がわからないから手話で喋って」と思っているかもしれませんね。

難しく感じる問題ですが、「何を使って(声で、日本語で、日本手話で)伝えなきゃいけない」と考え過ぎてコミュニケーションが疎かになってしまうよりも、そこにいる人全員が「わかる」方法を、同時にわからなくても良いんですから、確認しあっていきたいですね。 今日も、お疲れ様でした。


読んでいただいてありがとうございます!


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