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執筆者の写真HANAIプロダクション

NA花井盛彦手話教室【NA】ステップアップ 10月8日(木)

こんばんは。まつ吉です。 対面・リモート【NA】ステップアップクラス

今期初めてのレッスンが、今日から始まりました。対面、リモートを含め8名の生徒さんでレッスンスタートです。


リモートで参加された方もいるので、名前の確認をしていきます。

名前を呼ばれた方は、手を挙げたり、手を振って反応していきます。


自分では頷いたり反応しているつもりでも、相手に分かりにくいことがあります。リアクションはオーバーなくらいしてもいいのかもしれません。


名前の確認が終わると、1人を指名して質問していきます。

「今日は雨が凄い?」

「趣味は何?」

「家はどこ?」

「お祭りの出店で好きなの何?」


ただ普通に会話をするのではなくて、『語彙』を意識するようにとアドバイスがありました。

「雨が降る」様子も、表情や手の動きで変わっていきます。


雨がぽつぽつと降る

雨がしとしとと降る

雨がざーざー降る


ざーざーは、表情も強く手の動きも雨が沢山降っているように動かします。


ぽつぽつは、表情は唇を少しすぼめ、指は人差し指だけ伸ばして雨が降る様子を表します。


しとしとは、表情は柔らかく手の動きも雨の降る様子に合わせて動かします。


また、レッスンに通われている生徒さんで車で通っている方もいます。高速道路で1時間半。


「高速道路を使ってるよ」→「高速?!高いね」


という会話。「高い」という表現も、表情と手の動きによって変わっていきます。

自分の気持ちは「とーっても高い」のか、「まあまあ高い」なのか…無表情ではなく、表情と動きを意識する事がコツです。


そして、休憩後はロールシフトの勉強です。

2人ペアになり、3人の登場人物を設定して例文を作っていきます。表情、目線、体の向きに気をつけながら、登場人物を表現していきます。


例文で出てきたのが「注射嫌いの子供が注射をすることに。子供は大泣きしますが、「後でご褒美あげるから」と言われたて、泣き止む」という内容。


『医者が子供に「注射が必要だよ」と言い、

その子は、注射が嫌でわんわん泣いてしまいます。あまりにも泣くので、「終わったらご褒美あげるから」と言われると「えっ!?ご褒美?!」と泣き止む』というシチュエーション。


話す人は、登場人物の位置をきちんと設定する事が大切です。医者と子供が向かい合って座っているのであれば、視線は前。また、医者は子供より大きいので目線は少し上になります。


例えばですが、2人が横並びで会話をしてときです。

右にいる人が「ねえ、知ってる?明日の学校臨時休校らしいよ!」

左にいる人「えっ!?そうなの?ラッキー」

という会話。

右の人は、顔を左側に向けて表現し、話しかけられた左の人は、右に顔を向けます。

演技ではないので、体全体で右に向いたり左に向くことはせず、体は前に向けることを意識します。


このように、顔の向き、視線の向きで、人と人との距離感や状況を説明していきます。

ロールシフトは、なかなか上手くできませんがみんな頑張りました。


対面とリモートの融合。みんなどのようにレッスンを受けているかというと…


対面レッスンの方は、リモートの方と会話するときはテレビ画面を見て会話します。先生や室内の方が話しているときはその人を見て会話します。

画面を見たり、室内の方を見たり…広い視野が必要になります。慣れるまでは大変ですが、少しずつ慣れていけると良いですね。


今日はお疲れ様でした。

読んでいただいてありがとうございます!!


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