こんばんは、スタッフの西島です。
今日の【NA】ステップアップクラスは、CLでした。
鳥が飛んできて、ネズミを掴みます。
つい、自分の目の前の空間で、定点カメラのようなカット割りで表現してしまいます。
CLに限らず、ロールシフトも手話全般に言えますが、カット割り一つで、もし間違えると主語がめちゃくちゃになりますし、上手くできれば退屈な話しではなく、惹き込まれる表現になります。
鳥がネズミを掴んだときに、片手は鳥の羽根のままで、片手は鳥の足になって掴みました。
これだと見方によっては2羽いたように見えたり、違うメッセージがあるのかも?と誤解されたりするかもしれません。
全体を一方向から映そうとせず、飛んでくる鳥は引いたアングルで、掴む時はアップになって鳥の足と掴まれたネズミをメインに、掴まれてバタつく場合は鳥は映さずにネズミをメインに…何にどうやってズームしていくのか、「魅せ方」が大切ですね。
NA花井盛彦手話教室では「CLでストーリーを作って」とテーマも生徒さんにお任せすることが多くあります。
ロケットに乗って(手を使う、全体を映す)地球を見下ろす。(実際に自分が見ている感じ)
月に降りて(実際に自分が降りた感じ)無重力の中で歩いていく(手を使う、全体を映す)
ストーリーは簡単で良いですし、CL向きなものをサッと思いつく瞬発力も求められました。
今日もお疲れさまでした。
読んでいただいてありがとうございます!
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