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  • 執筆者の写真HANAIプロダクション

NA花井盛彦手話教室【NA】ステップアップ 8月11日(火)

こんばんは、スタッフの西島です。


今日のオンライン【NA】ステップアップクラスは、「消える、なくなる」からスタート。

両手を開いて外側から左右同時に体の真ん中に引き寄せて、両手のこぶしを胸の前で交差させます。 パッと物が消えるイメージで表現しますね。例題を考えます。

「店がなくなってる」→これは状況によっては「潰れた」「閉店した」「変わった」の方が適切な場合があるので注意が必要です。

「雑誌に載ってた店に行きたくて、スマホ片手に辿り着いたけど、あれ?店がなくなってる??」この時、疑問や驚きの表情とNMSもしっかりつけて区別しましょう。 会話をする時に「〜〜がない」という日本語は、よく使いますよね。手話単語も複数あります。

「シャンプーがない(使い切って空)」 「シャンプーがない(売り切れ)」  「シャンプーがない(いつもの場所にない)」 「メガネがない(忘れた)」 「メガネがない(カバンに入れたはずなのに見当たらない)」 人に伝えるには( )の部分が大切です。しっかりと使い分けをして、語彙力を高めましょう。

次は「デタラメ」です。 (単語の)意味が合っているかどうか、例題を発表し確認します。

「テスト、見ないで(目を瞑って)回答する」 なんとなく伝わりますが、デタラメを書くというより、何か他の企みがあるのか?目がどうかしたのか?と誤解されそうです。 表情でいい加減な雰囲気を出し、パパッと適当に書いている方が伝わりやすいかもしれません。

ここで「いい加減」という言葉が出ましたが「てきとう」と「デタラメ」皆さんは、どの様に使い分けていますか? どちらも辞書で引くと「いい加減」の文字が出てきます。 「てきとうに書いた」 「デタラメを書いた」 てきとう(適当)は読んで時の如く、ほどよく当てはめるニュアンスが強いのに対し、デタラメはサイコロを振って出た目の通りにするという「根拠もなく運や神様に任せる」時に使う、ネガティブ要素の強い言葉。 日本語の勉強も大切だなぁ、と思うレッスンでした。

オンラインレッスンでは「自分が相手にどう見えるか」を対面レッスンよりも意識します。限られた空間の中で、誤解を与えない様に動く訳ですから、位置や動かし方もキチンとしなければいけません。 ただ「真っ直ぐにカメラに向かってゆっくりやればいい」わけではないので、毎回花井先生や「いいなぁ」と思う生徒さんを参考に工夫の日々です。 手話だけでなく所作も綺麗になれる。オンラインレッスンの利点ですね。 どのクラスも、自分の考えをしっかりと表現し、アウトプットすることで自分のものにしていきましょう。 今日もお疲れ様でした。


読んでいただいてありがとうございます!!


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