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執筆者の写真HANAIプロダクション

NA花井盛彦手話教室【NA】入門/初級 7月21日(水)

こんばんは、スタッフの西島です。


今日の【NA】入門クラスは、一対一のフリートークからスタート。


「フリー」と言っても一問一答ではなく、きちんと会話を繋げていかなくてはいけません。


「ビール好き?」

ビールの表現は、瓶をシュポッと抜く表現と、生ビールのジョッキを飲む表現等がありますが、生徒さんの答えは缶ビールを飲んでいる感じで、わかりやすい。

ですが、「(あなたは)ビール好き?」「(私は)ビール好き」の区別がつかずにやり取りが曖昧で会話が続きません。

疑問の時は上目遣いにしたり、メリハリをつけていきましょう。


相槌の大切さも学びました。


聴者は大人数、例えば一対一の会話以外では「うん、えっ!なるほど」等と声を出す人は、あんまりいませんし、頷く人がいても、微かな人が多いですよね。

それが当たり前だと思っていましたが、思い切って大きく頷いたり、小さく小刻みに何度も頷いたり、人から見える様にバリエーションを変えるだけでコミュニケーションは格段に上手くなります。


それと、わからない単語で頷いてしまってはいけません。頷く=理解している、と思われてしまいますので注意しましょう。


サラッと文章に書くと「そうだよな…」と思っても、なかなか実行できないのが手話やコミュニケーションの難しいところでもあり、楽しいところでもありますよね。

レッスンでバシバシ鍛えてもらいましょう。

「駅」の単語がわからなくて、生徒さんが説明するシーンがありました。 まずは「電車」を伝えます。 みなさん「電車」を身振り手振りで…というと、何個も結合した車両をCLで表したり、電車の上の電線を表したりします。 ですが、もっと身近で誰しもが経験しているのは「つり革」ですよね。 電車の単語がわかったら、駅のホームとホームを線路を渡って階段がかかっていたり、駅全体を表し説明していきます。 手話で伝えられるのは「言葉自体」だけではない、と実感します。

【NA】初級35分クラスは、フリートークです。 先生とは気心の知れた生徒さんたち。 「ファーストキスの年齢」や「場所」の話題にも笑顔で対応してくれます。 「自分の家」 「したの?されたの?どちらからともなく?」 「どちらからともなく」 「緊張?恥ずかしい?嬉しい?」 こうやって会話をすると続くんだな…と感心します。 聞き上手とは、相手の言う事をひたすら傾聴する訳ではなく、聞き出してこその聞き上手ですね。 また、「夏休みの宿題は、早めに終わらせた?最後にまとめてやった?」の質問にも生徒さんたちはテンポ良く、次々と答えていきます。 今日もお疲れ様でした。

読んでいただいてありがとうございます!


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