こんばんは、スタッフの西島です。
今日の【NA】入門クラスは、グループに分かれて空書や数字を練習しました。
空書は、空間認識力や見る力をつけていきます。
空書は漢字のものは漢字で、平仮名は平仮名で書くのが基本ルールです。
例えば、「TVタックル」ならテレビはアルファベットで、「テレビジョン」ならテレビはカタカナで、見たそのままを書きます。
第1言語が手話のろう者は、人それぞれだとは思いますが、頭の中で「文字として考える」ではなく「映像を映し出す」事をしている人が多いそうです。
目で見る言語を習得するには見る力が鍵ですね。
目で見る力=観察力とよく似た言葉に、「洞察力」があります。
洞察力とは、「物事の本質を見抜く力」のことです。
観察はあくまで「表面的な部分を注意深く見る」という行為ですが、洞察は「物事の見えていない部分まで見抜く」という行為を指します。
単語を重視する日本語対応手話だと、動きや単語が全ての意味を成しますが、CL、NMМ、NMSが重要な日本手話の場合は、単に見て取る以外にも、洞察する事も必要になってくると思います。
微妙な眉の動かし方やリズムで相手の言いたいことを汲み取る。
改めて奥の深い言語である日本手話。正しく講師に教えてもらうことが重要ですね。
今日もお疲れ様でした。
読んでいただいてありがとうございます!
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