こんばんは、スタッフの西島です。
今日の【NA】入門クラスは、「懐かしい」「憧れ」です。 右手の人差し指でこめかみにチョンと触れたら、そのまま流れるように手のひらを開いてハラハラっと指を揺らしながら右上へ動かします。 この単語の意味をほとんどの生徒さんは知りません。 まずは、花井先生から。 「小学生の時に埋めたタイムカプセルを掘り起こし、出てきたものを見て、懐かしい〜」 それを見て生徒さんは「だるまさんが転んだ、懐かしい」と表現しました。もちろん合っていますが、補足します。 「大人になった自分が通りすがりに、だるまさんが転んだで遊ぶ子供を見て、おっ!懐かしいな〜」 こうする事で、「昔の思い出で今は関わりがなく、久しぶなもの」=懐かしいに結びつきますね。 「憧れ」は「好き」との区別をつけていきます。 野球の大谷選手、みんな好きですよね。 こんな人と結婚したい…と思う適齢期の大人と、将来こんな選手になりたい…と思う小学生では「好き」の種類が違います。 そこで「憧れ」の言葉を使うと的確な表現ができますね。 他にも柔道の阿部兄弟。憧れの選手は他にもいるでしょうけど、やっぱり兄を追ってどんどん強くなる妹は、兄が憧れの存在ですよね。 「憧れは誰?」 の質問に 「母。家事も仕事も完璧だった」 「車の運転が上手い人」と出てきます。 好きでも嫌いでもない異性に「車の運転、上手いですね。車の運転が上手い人が好きです」と言ってしまうと誤解を与えそうですが、「憧れです」を選ぶと、言われた方も嬉しいし、変な誤解を生むことも少ないですよね。微妙なニュアンスですが、確かに語彙が広がります。 この単語は、他にも「思い出」や「思い出した」なんてときにも使います。 全く単語を知らないところからスタートし、答えは自分で掴んでいきます。 間違えていても発言することが大切です。 難しいけど、とても勉強になりますね。
今日もお疲れ様でした。
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